BowNowのサポートから体系的にマーケティングを学び、社内マーケティング推進の原動力に|GEAR8 (Thailand) Co.,Ltd様
GEAR8 (Thailand) Co.Ltd. 代表 梅木 雄太様
BowNowをフル活用して既存顧客へのメールナーチャリングに成功。営業体制の整備に向けて情報資産を蓄積中
GEAR8 (Thailand) Co.,Ltd.
事業内容 | Webサイトのデザイン・コーディング及び構築(WordPress・MovableTypeを利用したCMS構築) インターネットを利用したマーケティング戦略の立案、及びコンサルティング インターネットによる広告業、広告代理業、及び販売促進に関する企画の代理業 CI/VI 企画 グラフィックデザイン他 |
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URL | https://gggggggg.jp/about/company/ |
貴社の紹介をお願いします。
梅木様:札幌に本社を構えるGEAR8(ギアエイト)のタイ現地法人として2016年に設立された会社で、主に2つの事業を展開しています。
1つめはWebサイト制作・Webマーケティング事業です。主にタイに進出している日系企業に対してコーポレートサイトやLPの制作を行っています。また、制作後のインターネット広告やSNS運用のサポートなども実施しています。業種は土地柄から製造業が多いです。
2つめは自社メディア「Trippino HOKKAIDO」の運用です。こちらは観光客をターゲットにタイ語で北海道の魅力やローカルな情報を発信しているWebメディアで、Webサイトとアプリ版があります。飲食店、宿泊施設、商業施設、エアライン、自治体など北海道関連の幅広い事業者と連携して運営を行っています。
BowNowを活用しているのはおもに前者の事業で、タイの現地法人のサポートをしてもらっています。
現地の日本企業にはタイ語をあまり話せない人が多く、日本の会社にWebサイト制作を依頼することが多いようです。進行状況の確認など細かな点でのコミュニケーションでおたがいに安心感がありますので、一定のニーズがあると感じています。
【導入前の課題】営業部隊が無い現状。新規獲得のための能動的な営業活動に向けてMAを導入
MAを導入しようと考えたのはなぜですか?
梅木様:新規クライアント獲得のための営業活動が実施できていなかったことから、MAの導入を考えました。
現在、タイの現地法人の従業員は5名で、日本人は1人。ディレクターなど制作担当者が中心で営業部隊は無く、代表である私がマーケティングと営業全般を担当しています。
新規クライアント獲得のための能動的な営業を実施できずにおり、単発受注となっていたクライアントに再提案をすることや、サイト制作後に他の商材を提案することができずにいました。
現地の取引先は「ひとまずWebサイトがあれば」との感触でマーケティング施策まで踏み込まず、こちらも運用や広告までフォローできなかったことも一因です。
新規クライアントの獲得ではWebサイト制作後に口コミの広がりを待ち、現地の銀行や既存クライアントからの紹介によるパターンが多く、能動的な営業ができていないことに課題を感じていました。
【選定のポイント】BowNowの多言語対応とコスト面、手厚いサポートも決め手に
BowNowをご採用いただいた決め手はなんでしょうか?
梅木様:多言語対応していること、導入コストが手ごろであること、サポートが充実していることが契約の決め手となりました。
ちょうど新規クライアントの獲得で課題を感じているときに、担当者からBowNowについての紹介をいただいたので、タイミングも良かったですね。
弊社ではMAツールの導入が初めてで、正直なところ、どのような考え方でツールを利用していけば良いのかわからないところも多かったのですが、BowNowではツールの使い方だけではなくマーケティングの考え方の部分から丁寧に教えてもらえた点が非常に助かりました。
現在ではタイの日系企業に対し、私たちがBowNowを使って「こういう使い方がありますよ」「こんなデータが取れますよ」と説明をすることもあります。
【施策と効果】メールナーチャリングに注力し、メルマガ開封率は最高44%。既存から5社が商談化、2社から受注という成果も
現在は、BowNowを使ってどのような施策を行っていますか?
梅木様:おもにメールナーチャリングを実施しています。継続受注につながらなかったクライアントに対し、メールマガジンを利用して新たなサービスなどについて告知し、ナーチャリングを試みています。BowNowを使うことで、メールマガジンを一斉に送信でき、より効率的に顧客との関係性の継続を図ることができています。
また、「ひとまずWebサイトがあれば」という顧客に向けて、マーケティングのノウハウを提供できるようなホワイトペーパーのコンテンツを作成してメールで送っています。
具体的には、ActiBook(※クラウドサーカスが提供する電子ブック作成ツール)をBowNowと連携させてWebサイト上にノウハウ記事を掲載しています。
マーケティング施策を始めて、具体的にどのような成果が出ていますか?
梅木様:メールマガジンの送付リストは約400社で、開封率は一番高いもので約44%でした。既存顧客から2、3件商談化し、最終的には5社に。うち、受注は2件という成果が出ています。現地では日本人コミュニティが広くはないので、親近感を持ってもらえたことも成果につながったのではないでしょうか。
メールマガジンを配信した後に、「相談したい件がある」といったご連絡をもらえることが増えました。メールマガジンを1回配信するごとに2、3社からそのようなリアクションがある感触です。ご相談をきっかけに、実際に追加発注に至った案件も確実に増えてきています。
「コンテンツを追加したい」など、送ったメールマガジンの内容とは直接関係の無い内容のご相談を受けることも多いです。弊社のことを思い出してもらえるきっかけになっていること、今までは「Webサイトを作って終わり」になっていた顧客とコミュニケーションがとれるようになったことを効果として実感しています。
【今後の展望】マーケティング活動を「仕組み化」し、営業体制が整うまでの準備を
今後、BowNowやマーケティング施策で挑戦したいのはどんなことですか?
梅木様:社内のマーケティング活動をもっと「仕組み化」したいですね。
現状では、お問い合わせやご相談など、何らかのリアクションのあった顧客への対応がメインになっています。しかし今後は新規にも対応できるよう、BowNow経由で得られたデータをもとに各フェーズでどのようなオペレーションを行っていくかを社内のスタッフと共有し、営業体制を整えていきたいと考えています。
BowNowでは企業IPから企業を見つける機能に注目しています。営業体制を整えればその段階でできることがあるのではと思い、現在は既存顧客との関係性を継続できるようメールナーチャリングに注力し、情報資産を蓄積しています。
【お客様の声】サポートが素晴らしく、マーケティングを体系的に学ぶきっかけに
BowNowやクラウドサーカス株式会社に今後、期待することはありますか?
梅木様:何と言っても、BowNowのサポートが素晴らしいです。
ツールや機能の説明に終わらず、たとえばナーチャリングすると何がどうプラスになるのか、マーケティングの概念から体系的に教えてもらえたのがありがたかったですね。そのうえで、BowNowはこれをやります、こういう機能があります、とMAの役割を教えてもらいました。
BowNowのサポートを通じて学んだことは、私の顧客への対応にもいかせる内容だったと言えます。ホワイトペーパーを作成するのに必要なマーケティングの知識として、エムタメ!の記事も参考にしています。
MAツールは多種多様に存在しますが、まずは自社をよく分析しどの部分をMAツールで強化・補完するのかを判断するためにMAツールの考え方そのものをよく理解しておく必要があると思います。BowNowはツールとして優れていることはもちろん、そういった考え方の部分まで理解することができるので初めて導入するMAツールとしてもおすすめできます。
海外のお客様にBowNowをご利用頂く際の貴重な事例について伺うことができました。
ありがとうございました!
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BowNowは、2015年のリリース以降、中小BtoB企業を中心に多くのお客さまのお悩みに寄り添ってきました。
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BowNowは、日本の中小BtoB企業でも使いこなせるMAツールとして、「シンプル」「低コスト」「使いこなせる」をコンセプトに開発されたMAツールです。 まだ検討の入り口でお悩みのご担当者さまもお気軽に当社にご相談ください。
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