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無料プランのメルマガで想定以上の反応!営業兼任・少人数でも手応えを感じられた、現場発のWeb施策|富士カトラリー株式会社様

(公開:2025/08/04)
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無料プランのメルマガで想定以上の反応!営業兼任・少人数でも手応えを感じられた、現場発のWeb施策|富士カトラリー株式会社様

MAツール「BowNow(バウナウ)」の導入事例を紹介します。この記事では、富士カトラリー株式会社の髙田様と細貝様に、導入前の課題やツールの選定理由、導入後の変化などについてお話を伺いました。

富士カトラリー株式会社様

URL
https://www.fuji-cut.co.jp/
業種
包丁や調理器具の製造・販売・輸入、卸販売、OEM製造、包丁の研ぎ直し
導入商材
BowNowスタンダードプラン

サマリー

  1. 富士カトラリー様は、これまで既存顧客中心だった営業体制を見直し、メーカーとしての強みを広く伝えるために、新たな販路の開拓にも目を向けるようになりました。2023年にホームページをリニューアルし、その活用方法を模索する中で、インサイドセールスやマーケティングオートメーションに注目。まずはBowNowのフリープランでメール配信を試験的に始めました。
  2. フリープランで配信したメルマガは想像以上の反応があり、Webサイト経由の問い合わせからは年間240万円の売上を記録。有料プランへ移行してからは、現在進行している案件を含めて年間800万円ほどになる見込みです。配信は1回あたり2〜3件の反応があり、営業訪問時の話題づくりや関係構築にも活用されています。今後は配信データを活かし、商品開発やホームページの改善にも取り組まれる予定です。

事業内容

富士カトラリー株式会社は、新潟県燕市に本社を構える、包丁や調理器具の製造・販売会社です。日本を代表する包丁メーカー・藤次郎株式会社の製品販売を担うグループ企業として、家庭用・業務用を問わず幅広い商品を展開しています。使いやすさとデザイン性を兼ね備えた製品づくりを追求し、自社ブランド「FUJICUT」「令月」も展開。調理現場から寄せられる声をもとに、実用性の高いアイテムの開発に力を入れています。また、世界各国の優れたキッチン製品の輸入にも注力。包丁や調理小物、メンテナンス用品など200種を超えるラインナップをそろえ、食の現場に寄り添う製品を幅広く提供しています。

導入前の課題

  • 既存顧客との取引が中心で、さらなる売上向上を模索中だった。
  • 現在の人員で効率よく営業出来るための体制作りが必要となった。

―BowNow導入前に抱えていた課題をお聞かせください。

髙田様:当社はこれまで、既存取引先への法人ルート営業を中心に売上をつくってきましたが、さらに売上を伸ばす方法を検討していました。

燕三条エリアは金属加工やキッチン用品の集積地で、同業他社も多く、競争も激しい環境です。当社はもともと製造を主軸としてきたため、販売に関しては十分なノウハウがあるとは言えません。卸業者様に協力いただけなければ成果につながらないことも多く、商流に頼らない新しい接点づくりが必要だと感じるようになりました。

細貝様:私たちは営業とマーケティングを兼任していますが、日々の業務の多くは営業活動に割かれています。専門的なマーケティング知識があるわけでもなく、Web活用についても手探りの状態でした。営業部門は私を含めて3名と限られており、少ない人数の中でいかに顧客と継続的に接点を持ち続けるかが課題でした。

導入の決め手

  • ホームページの刷新や外部研修をきっかけに、営業活動へのWeb活用を本格検討。
  • 国産で操作性やサポート体制に安心感があったBowNowを導入。

―BowNowを検討するに至ったきっかけや経緯を教えていただけますか?

髙田様:2023年にホームページを刷新したことが一つの転機になりました。これを機に、Webを営業活動にどう活かすかという議論が社内でも活発になりはじめたんです。

ちょうど同じ頃、外部講師を招いたマネジメントやマーケティングの研修も受講しており、インサイドセールスやマーケティングオートメーション(MA)といった考え方に触れる機会が増えていました。営業活動の幅を広げるための手段として、まずはMAツールに取り組んでみようと考えたのが、BowNow導入を検討した背景です。

―BowNowを選んだ理由についてもお聞かせください。

髙田様:BowNowは、当社のホームページ制作をお願いしていた会社から紹介いただきました。調べてみると、国内でのシェアも高く、導入企業も多かったことから信頼感がありました。比較検討の中では、海外製のツールも候補に上がりましたが、操作性やサポートの面で不安が残りました。その点、BowNowは国産で、サポート体制もしっかりしていると感じたため、安心して導入を決めることができました。

施策

  • メール配信で新たな接点を創出。月1〜2回の継続配信が営業活動の後押しに
  • カタログ案内ではクリック率20%を記録。お客様からの反応も増加

―BowNowを活用して取り組んだ施策について教えてください。

細貝様:最初はフリープランから始めて、まずはメルマガを1本配信してみました。正直なところ、どれくらい反応があるのか想像もつかず「試しにやってみよう」という気持ちでしたが、予想以上にリンクのクリックが多く、驚いたのを覚えています。

配信結果を見た担当者の方から「かなり良い数字ですよ」とフィードバックをいただいたことで、思っていた以上に手応えがあるのだと気づきました。そこで今年の初めからスタンダードプランへ移行し、本格的にメール配信を続けていく体制に切り替えました。

―スタンダードプラン移行後は、どのような内容のメールを配信しているのでしょうか?

細貝様:現在は月に1〜2回のペースで、新商品や季節ごとのおすすめ品などを紹介するメールを中心に配信しています。今後は法改正など外部要因に応じた情報を掲載したり、よりタイムリーな発信にも取り組んでいけたらと思っています。

―メルマガを配信する中で、特に反響の大きかったものはありますか?

細貝様:反応が最も良かったのは、Webカタログを案内するメールです。紙のカタログは以前から配布していましたが、Web版に力を入れたのはこのときが初めてでした。「この商品は取り扱いできますか?」「価格は?」といったお問い合わせもいただき、リンクのクリック率は20%と非常に高かったです。

配信例①:Webカタログ案内メール

また、「イロイロ サヤ付ナイフ」という新商品を紹介したメールでも、2件の問い合わせがありました。紙のカタログに掲載していた商品でも、メールという別の手段で発信することで改めて興味を持ってもらえるのだと実感しました。


配信例②:「イロイロ サヤ付ナイフ」の紹介メール

配信後に「メールの内容がわかりやすかった」と直接声をかけていただいたこともあり、訪問時の話題づくりや関係構築にも活かせています。メルマガ施策は限られたリソースでも、お客様との接点を保つ手段として活用できていると感じています。

成果

  • Webサイトからの問い合わせが増加し、継続的な売上を獲得
  • メール配信は1回あたり2〜3件の反応があり、新たな商談のきっかけや継続的な関係構築に活用されている。

―BowNowの導入によって、どのような成果が得られましたか?

髙田様:現在、Webサイトからのお問い合わせは月に3件ほど発生しており、特に年度末の3〜4月には反応が増える傾向にあります。

フリープランを利用していた段階でも、そうしたお問い合わせの中から受注に至った案件があり、年間で約240万円の売上を得ることができました。有料プランに切り替えてからも新たな商談が動き始めており、年間で800万円規模の売上が見込まれる状況です。

営業担当が卸業者様へ働きかける従来のスタイルに加えて、Webを通じて直接お客様から反応を得られるようになったことは、大きな変化だと感じています。

また最近では、メール配信をきっかけに商談が生まれる場面も出てきており、今後の展開にも期待しています。

―担当コンサルタントの支援を受けられての感想をお聞かせください。

髙田様:サポートには非常に満足しています。毎回の打ち合わせでは、「何を」「いつまでに」取り組むのかを明確に整理してもらえたことで、やるべきことが曖昧にならず、自然と行動につながるようになりました。

特に印象的だったのは、担当の野本さんが明確な期限設定を徹底してくれたことです。「それはいつまでに進めますか?」と毎回確認してもらえるので、次回の打ち合わせまでに必ず仕上げようという意識が芽生えました。気づけば、自社内でのマーケ施策が少しずつ前に進み、成果にもつながる流れができていたと感じています。

細貝様:私自身も、「次のミーティングまでにこれをやらなきゃ」と思いながら、必死で準備していました(笑)。その積み重ねが、振り返りや改善につながっているのだと思います。メルマガの内容や配信タイミングなど、細かい部分まで具体的なアドバイスをいただけたことで、初めての運用でも安心して取り組めました。

野本さんはとても頼りがいがあり、実務レベルでの提案も丁寧にしてくれるので、伴走者として本当に心強い存在です。

今後の展望

  • 顧客の反応を製品開発や営業に反映し、より求められる提案へとつなげたい。
  • 情報発信やWeb施策も強化し、「包丁といえば富士カトラリー」と想起されるブランドを目指す。

―今後、BowNowをどのように活用していきたいとお考えですか

髙田様: お客様のニーズをもとにした製品づくりに、もう少し重点を置いていきたいと考えています。 これまでは「作った包丁を売る」というスタイルが基本でしたが、メール配信を通じて、どんな情報に興味を持たれているのかが少しずつ見えるようになってきました。「この情報はよく見られているな」といった反応を参考にしながら、必要とされる製品を届けられるような開発の流れをつくっていければと思っています。 あわせて、社内の体制も少しずつ見直しながら、営業活動にもマーケティングの視点を取り入れていきたいと考えています。

細貝様:BowNowをより活用するために、Webサイトの改修も検討中です。Webサイトを見やすく、伝わりやすい構成に見直すことで、Web経由の問い合わせや資料請求が発生しやすくなると思います。

―将来的に、どのような姿を目指していきたいですか

髙田様:最終的には、「包丁といえば富士カトラリー」と思っていただけるような存在になりたいですね。まだまだ遠い目標ではありますが、メール配信などを通じて情報発信を続けていくことで、少しずつでも認知が広がっていけばと考えています。業界のなかで自然と名前が挙がるような、そんなブランドを目指していきたいと思います。

お客様の声

―最後にBowNowの導入を検討している企業様に向けて、メッセージをお願いします。

細貝様: MAツールの導入にあたっては、最初はわからないことも多く、試行錯誤しながらのスタートでした。フリープランを活用する中で少しずつ理解が深まり、「事前に基本を押さえておけば、もう少し早く成果が出たかもしれない」と感じた部分もあります。これから導入を検討する企業の方には、説明会や資料を活用して、基本的な考え方や機能をしっかり理解しておくことをおすすめします。

加えて、社内でも「こうした取り組みを始めている」と認識してもらうことが大切です。私たち自身も、社内の理解が進むまでに少し時間がかかった経験があるので、あらかじめ情報を共有しておくことで、よりスムーズに活用が進むと思います。

髙田様:社内の理解を得るうえで、何より有効だったのは数字で示すことでした。私たちの場合は、比較的早い段階でメール配信の反応やWeb経由の受注などが出てきたため、社内の納得を得ることができました。

ただ、すべての企業がすぐに成果を出せるとは限りません。特に今は、これからどう売上を伸ばしていくか悩んでいる企業も多いと思います。だからこそ、焦らず取り組みを続ける根気強さが重要です。MAツールは、継続してこそ効果が見えてくるものだと実感しています。

カスタマーサクセス担当者よりコメント:野本 紗織

富士カトラリー様はフリープランから成果を拡大し続けていて、まさにサクセスストーリーを歩まれてる企業様です。新規開拓はもちろん、メール配信を通して既存のお客様から追加の発注をいただくケースも多く、BowNowを非常に有効に活用していただいています。その背景として、目的をもって取り組み続けるお二人の姿勢が大きな成果につながっていると感じています。

今後は社内体制も整えつつ、よりメーカーとしての魅力を打ち出した情報発信を行うなど、包丁業界を担うという夢の一助にBowNowを活用していただければ嬉しいです。

佐々木翔

営業担当者よりコメント:佐々木翔

富士カトラリー様は、フリープランをご利用時から、非常に行動までの実践が早く、PDCAを最短で回されていたのが印象的でした。

今までやったことがないメール配信を開始するのは、通常業務もあるなら時間がかかるものだと思いますが、即行動に移されていたのが、このような成果につながっていらっしゃるのだと思います。

Webサイトやデジタルマーケティングでの成果にお悩みの方がいらっしゃいましたら、フリープランからまずはお試しいただければと思います!

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