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「営業専任部署がない」にも関わらず、MA導入後3ヶ月で新規顧客が獲得できるスキームを確立!|株式会社エデュコン様

2024/04/09 (公開:2023/03/17)
自社に合ったMAツールが見つかるMAタイプ別診断チェックシート

株式会社エデュコン

URL
https:/educon.jp/
業種
学習教材の制作を中心とした編集プロダクション。学習教材は紙媒体を中心に、デジタル教材・映像教材も数多く扱い、中でも映像教材は自社内のスタジオで年間3,000本以上の動画制作を実施。
導入商材
BowNowActiBook
BowNow運用人数
2~3名(マーケティング部)

サマリー

  1. 既存顧客からの追加受注をメインに事業展開していたため、新規の営業活動を行っておらず、獲得できるリード数が限られていた。Webサイトを活用したデジタルマーケティングを強化して、潜在リードにもリーチし戦略的に顧客ニーズの引き上げを行なっていく必要があると考え、「MAツール」の導入に至った。
  2. 導入後、顧客の検討ステータスに応じたアクションフローをしっかり固めてから社内展開しMAツールの運用を始めたことで、デジタルマーケティングの考え方が会社全体にスムーズに浸透し、社内意識の変革にもつながった。

MAツール、BowNowの導入事例を紹介します。この記事では株式会社エデュコン、冨本様に導入前の課題やBowNowを選定いただいた理由、導入後の変化などについてお話を伺いました。

事業内容

株式会社エデュコンは、学習教材の制作を中心とした編集プロダクションです。学習教材は紙媒体を中心に、デジタル教材・映像教材も数多く扱い、中でも映像教材は自社内のスタジオで年間3,000本以上の動画制作を行っています。

問題集・書籍の制作はもちろん、入学試験や模試の制作〜検証までを一貫して行えることを強みとしており、現在では学校や塾・予備校向けの商材に留まらず、一般企業に対してもITコンサル等のサービスを提供し、「教育を支える中心となる」というミッションのもと、すべての教育にワンストップで応える事業を展開されています。

導入前の課題

  • 既存顧客からのご発注が中心だったため、新規の営業活動をほとんど行っていなかった
  • 新規顧客獲得のための営業活動に課題を抱えていた
  • 営業専任の部署がない為、少ないリソースで新規顧客を獲得する方法を模索していた

ーMAツール導入前に貴社が抱えていた課題をお聞かせください。

以前は、会社としてほとんど新規の営業活動を行っていませんでした。当時、弊社は既存顧客様からの追加受注をメインに事業展開していて、新規顧客からのご発注に関してはWebサイトのお問い合わせフォーム経由でのお引き合いが月に数件あるくらいでした。

そのため新規顧客獲得や、新規ターゲットに向けた事業の拡大を目指したとき、営業活動が大きな課題となりました。弊社は営業専任の部署が無いため、より少ないリソースで最大の売上効果を出す必要があります。そこでWebサイトを活用したデジタルマーケティング戦略を展開し、出来るだけ効率的に新規顧客開拓をしていけないかと検討し始めたのが、今回のMAツール導入までの経緯です。

ーなるほど。デジタルマーケティングには様々な手法があると思いますが、中でもMAツールを選択された理由をお聞かせください。

弊社はITコンサル支援も別事業で行なっています。そのため、過去に集客目的でWeb広告の運用やサイトのアクセス解析は行っていたり、獲得した顧客情報データをCRMに蓄積したりしていました。ただ前述の通り、直近新規リード獲得のための具体的なアクションは取っておらず月数件のお問い合わせがあるくらいで、獲得できるリード数が限られているのが課題でした。

今後、会社全体でマーケティングに取り組んでいく上では、ニーズが顕在化している顧客のリード情報だけでなく、ニーズ準顕在層や潜在層のリード情報も多く獲得し、その上で顧客の求める情報に合わせて戦略的にアプローチしていく必要があると感じ、マーケティングツールを検討していました。
また上記を満たした上で、さまざまな事業部のスタッフがデータをわかりやすく共有できるツールを探していたところ、MAツールという選択肢にたどり着いた、という流れです。

BowNow選定の理由

  • 複雑すぎず、必要な機能が搭載されている
  • 金額的にもミニマムスタートで始めやすい
  • 潜在層のリード情報を可視化できる
  • 使いやすく、部署以外の人にとっても見やすくわかりやすい

ー弊社以外のMAツールとは比較・検討されましたか?

社内でMAツールは何社か検討をしました。MAツールを検討する中で一番気にしたポイントは、「操作のしやすさ・使いやすさ」という点です。そういう意味では、海外製のMAツールと比較し、誰でも扱いやすいような国産ツールを優先して検討しておりました。

また、今後社内全体で共有していくという観点で、「デジタルマーケティングの専門知識を持たない従業員にも扱いやすく・わかりやすく・見やすいツール」という点がBowNowを選ぶ決め手となるポイントでした。

ー機能面での選定ポイントがあれば教えてください。

MAツール導入の大きな目的は新規顧客獲得ですが、中でも「これまで見えていなかったニーズ潜在顧客をしっかり可視化したい」というのが最も重要なポイントでした。

元々行っていたアクセス解析では顧客情報やログデータなどを取得できなかったこともあり、上述の「ニーズ潜在顧客をしっかりと拾えるようにしたい」という点を重視した際に、「どの企業の」「誰が」「どのくらい」ページを見ているかなどログ情報が分かるBowNowは非常に弊社のニーズとマッチしておりました。

施策

  • ホワイトペーパーやダウンロード資料の作成、拡充
  • 資料ダウンロード、お問い合わせなどのアクションからリード情報の分析→アプローチ

ー実際にBowNowを導入して、まず最初に行った施策を教えてください。

導入したタイミングでは、「どのようにMAツールを活用するか」を社内で浸透させるために、フレームワークを構築していきました。「各検討フェーズの顧客にそれぞれどういったアクションをかけていくか」「潜在顧客をどう拾い上げるか」のアクションプランを可視化し社内で共通認識を持たせることから始めました。

また、次に取り組んだ施策としては、ダウンロード資料の作成と拡充です。「まだ問い合わせをするほどでもない」という潜在層に対して、Webサイト上でアクションを起こしていただける接点を増やすため、ホワイトペーパーの数を増やし揃えていきました。

ー「社内への浸透」という点は、MAツールを使われる企業様が行き詰まりやすいポイントでもあると思います。御社で、社内の方々がBowNowを活用できるようやっていただいたことがあれば伺いたいです。

マーケティング部内と弊社代表の戸叶主導で、一通り顧客の検討ステータスに応じたアクションフローを抑えた後、MAツール上で「この状態の顧客に対してはこのようなアプローチができる」と順番に確認し、各事業部の部長に共有していきました。マーケティング部と経営層でしっかりアクションフローを固めてから社内展開することにより、スピーディーに成果を出せたと思っております。

ー顧客ステータスを追っていく作業は、実際に社内で、どのような形で共通認識をとっていったのでしょうか?

ステータス設定で、潜在・準顕在・顕在などを段階ごとに定義して確認を進めていきました。MA導入前は、顕在顧客にアプローチすることしかなかったため、とくにその前段階の潜在・準顕在のユーザーに対して、「こういう風にアプローチできたらいいね」という設定をしっかりと行いました。

基本的には弊社代表が方向性を決定して、各事業部に伝えていく形ですが、その場その場で生じる疑問質問を解決したり、相談しながら進めていきました。イメージとしては代表とマーケティング部で形にしたものを、事業部におろしていった形です。そのあとで、教育事業部や教材制作部門と一緒に、サービスごとのカスタマージャーニーマップを少しずつ作成していき、その中で共通理解を図っていきました。

「MAツールの活用方法をどうやって社内に浸透させていくか」を考えたというよりは、「一つひとつの顧客検討ステータスにあわせて、どういう施策・どういうアクションを起こすか」を明確にする作業をしたイメージですね。ステータスの設定さえしっかり行えば、ある程度追客できるようになる、と考えていました。なるべくはやくマーケティング施策の運用を軌道に乗せたいと準備を進めていたこともあり、MA導入からは3か月ほどで本格運用が出来るようになりました。

BowNowを活用した成果や社内の変化

  • 潜在・顕在・アポといったステータスによる顧客分類とナーチャリングの考え方が浸透した
  • 潜在顧客の段階から追客できるように社内体制が変化した
  • 資料ダウンロードから新規顧客を獲得できるようになった
  • ホワイトペーパーのコンテンツを追加したことでお問合せ数も増加傾向に

ーBowNowを導入したことで、社内体制・意識の変化はございましたか?

顧客ステータスを理解して、ステータスに応じたアクションを社内に浸透させられたのは、社内意識の変化としても大きかったと思います。これまでは、アクション=ニーズが顕在化している顧客に対してするもの。という意識が強かったため、潜在層の段階から戦略的にアプローチできるようになったのは社内の体制としても大きな変化です。

ーBowNow導入を期に作成したホワイトペーパーから、新規リードも創出されているのですね。

ホワイトペーパーについては、現状週に数件はダウンロードしていただいています。そこからアポも、週数件ずつ獲得できている状態です。

お問い合わせいただく方の50%以上は、まず資料をダウンロードした上でお問い合せをいただいていることからも、ホワイトペーパーを作成したことで問い合わせ数自体にも大きく影響があったと感じています。

今後の展望

ーいま行っている施策以外で、今後やってみたいことがあれば教えてください。

現在は電子ブック「ActiBook」も利用させていただいており、パンフレットを電子化して、MAツールBowNowとも結びつけて運用しているところです。

今後行っていきたいこととしては、ホワイトペーパーの効果が予想以上だったため、制作数を増やし、しっかり数を揃えたいと思っています。
また、顧客獲得数も含めて、バランスをみながら、今後できるタイミングでメルマガ配信にも取り組んでいきたいと思っています。

お客様の声

MAツールを活用することで、既存営業やご紹介での顧客開拓がメインの企業さんでも、新たな顧客の開拓ができると思います。あとは、顧客ステータスやナーチャリングの考え方など、従業員の意識づけとしてもプラスの効果は非常に大きかったです。またBowNowのサポートも、十分満足して利用できています。

MAツールを導入するのは大変だと感じる部分もあるかもしれませんが、BowNowは非常に安価で使いやすいツールなので検討を迷っている方はぜひ一度導入してみることをおすすめします。

MAツールの選定にお困りではないですか?

BowNowは、2015年のリリース以降、中小BtoB企業を中心に多くのお客さまのお悩みに寄り添ってきました。
当社にお問い合わせいただくお客さまの多くが

・MAツールが何のためのツールなのかイマイチよく分かっていない
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・自社でMAツールを導入すべきタイミングなのかが分からない

のように「そもそもMAツールって何ができるの?」という検討の入り口で悩まれています。

BowNowは、日本の中小BtoB企業でも使いこなせるMAツールとして、「シンプル」「低コスト」「使いこなせる」をコンセプトに開発されたMAツールです。 まだ検討の入り口でお悩みのご担当者さまもお気軽に当社にご相談ください。

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