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営業リストの作り方をわかりやすく解説!質の高いリストを作成するコツや注意点も紹介

(公開:2026/04/10)
営業リストの作り方をわかりやすく解説!質の高いリストを作成するコツや注意点も紹介

営業リストは、顧客情報の整理やターゲットの絞り込みを行い、商談や受注効率を高めるための重要な営業資産です。

しかし、「リストをどう作れば効率的に成果につなげられるのか」「どの情報を集めれば良いのか」といった悩みに加え、これまで先輩から教わった方法や既存のやり方でリスト作成はできているものの、成果が頭打ちになっており、別の切り口での作り方を知りたいと感じている担当者も少なくありません。

本記事では、営業リストの作り方、情報収集方法、さらに商談・成約につながりやすいリストを作成するためのツールや質の高いリストを作成するコツ、活用のポイントまで、わかりやすく解説します。

 

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営業リストとは?

営業リストとは、自社の製品やサービスを提供する対象となる見込み顧客の情報を体系的にまとめた「ターゲット営業先一覧」のことです。単なる連絡先の羅列ではなく、企業名・担当者名・連絡先などの基本情報に加え、業種・資本金・従業員数・公式サイトの有無といった属性情報まで、戦略的な営業活動に必要なあらゆるデータを集約したビジネスツールです。

営業リストを作る主な目的は、限られた時間と人員を最大限に活用し、自社の商品・サービスに最適な見込み顧客を的確に絞り込むことで、営業活動を圧倒的に効率化することです。顧客情報を体系的に整理することで、「誰に・いつ・どの順番で」アプローチすべきかの優先順位が明確になり、担当者は本来注力すべき商談や提案活動に集中できます。また、進捗状況や履歴をチーム全体で共有することで、重複対応や属人化を防ぎ、組織として戦略的かつ一貫した営業活動を展開できます。さらに、蓄積されたデータを分析して効果的なアプローチ方法を継続的に改善し、最終的な成約率向上と売上の最大化を実現することにあります。

関連記事:営業リストとは?作り方・おすすめツール10選と質の高いリストの特徴も解説

営業リストの作成は準備が大切!やるべきこと3つ

営業リストは、土台作りがその後の成果を左右するといっても過言ではありません。いきなり情報収集を始めるのではなく、事前準備もしっかりと行いましょう。

①営業戦略の策定とターゲット設定

営業リスト作成の前に、まず「誰に・何を・どのように売るのか」という営業戦略を明確に定めることが最重要です。自社の商品・サービスが解決できる課題を整理し、最も成果が出やすいターゲット像を具体的に設定します。業種・企業規模・地域・担当者の役職・抱えている課題など、絞り込む条件を明確にすることで、アプローチすべき相手が明確になります。ターゲットが曖昧なままリストを作成すると、ニーズのない企業への無駄なアプローチが増え、営業効率が著しく低下してしまいます。限られたリソースを成約につながりやすい見込み顧客に集中させるためにも、戦略的なターゲット設定は不可欠です。


②必要な情報項目の洗い出し

ターゲットが定まったら、営業活動を効果的に進めるために「どのような情報が必要か」を洗い出します。企業名・担当者名・役職・電話番号・メールアドレス・所在地・業種・企業規模などの基本情報に加え、決裁者情報や導入済みサービス、過去の接点履歴など、営業シナリオに必要な項目を検討します。電話営業、メール営業、訪問営業など、自社が予定しているアプローチ手法に合わせて項目を選定することが重要です。ただし、項目が多すぎると管理が煩雑になるため、実際の営業現場で「使える情報」に絞り込むことがポイントです。最初に項目設計をしておくことで、後から情報の抜け漏れに悩まされることを防げます。

営業リストの項目例

  • 会社名
  • 住所
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 担当者情報(部署・役職・氏名)
  • 業種や業態
  • 資本金
  • 従業員数
  • 受注見込み度(A/B/Cランクなど)
  • 最終接触日(電話・メール・訪問等)
  • データ更新日
  • 申し送り事項(商談履歴・注意点・次回アクション等)


③リスト作成の規模と予算計画

目標とする売上やアポイント数から逆算して、必要なリスト件数と作成予算を計画します。例えば、月間10件の受注目標で商談からの受注率が25%なら40件の商談が必要です。さらにリストからのアポ率が4%であれば、最低1,000件のリストが必要という計算になります。

収集方法には、自社での手作業収集、外部データベースやツールの活用、専門業者への外注などがあり、それぞれコストと精度が異なります。営業担当1人あたりが1日にアプローチできる件数も考慮し、現実的な規模を設定することが重要です。予算をかけて大量のリストを作っても使い切れなければ損失になるため、自社の営業体制と予算に見合った最適な収集手段を選択し、投資対効果の高いリスト作成計画を立てることが成功の鍵です。

営業リストの作り方

営業リストの作り方は主に自社で情報収集・リスト化を行う方法と、外部委託をする方法の2種類があります。

①情報収集

情報収集手段としては以下の5種類があります。

  • 自社内データの活用
  • インターネット・Web情報の収集
  • SNS・ビジネスSNSの活用
  • 公開データベース・業界情報の活用
  • リスト購入サービスを利用

自社で情報収集をすると予算をかけず柔軟に情報が集められますが、時間がかかるというデメリットがあります。一方で、サービスを活用するとコストはかかりますが、素早く情報が得られます。自社にあった情報収集方法を検討しましょう。


自社内データの活用

まず最初に取り組むべきは、自社が既に保有している貴重なデータの活用です。既存顧客や過去の商談履歴、CRM(顧客管理システム)に蓄積されたデータは、成約実績のある企業の特徴を把握できる最も価値の高い情報源です。また、展示会やセミナーで獲得した名刺情報、問い合わせフォームや資料請求から得たリード情報も、すでに自社に関心を示している「顕在層」として非常に有効な営業対象となります。

さらに、MAツール(マーケティングオートメーション)を取り入れている場合は、自社サイトのアクセス解析データから、どのような企業が商材を見ているのか、サイトを訪問しているのかなどを分析して、より効率的に有望顧客を抽出できます。これらの自社内データは、外部から新たに情報収集するよりもコストを抑えながら、質の高い営業リストを作成できる最も重要な資産といえます。

関連記事:顕在層とは?

関連記事:MAの分析でわかる5つのこと!効果的な分析方法や成功事例も紹介


インターネット・Web情報の収集

最も基本的でコストがかからない方法として、インターネット検索と企業ホームページの確認があります。Googleなどの検索エンジンで「地域+業種」や「特定のキーワード」で検索し、ヒットした企業の公式ホームページから会社概要、事業内容、問い合わせ先を手作業で抽出します。時間はかかりますが、自社の基準に合った企業をピンポイントで精査できるメリットがあります。

また、求人サイトや採用ポータルサイトの活用も非常に効果的です。採用活動を積極的に行っている企業は事業拡大フェーズにあったり、資金的余裕があったりする傾向が強いため、特定の商材(人材育成、システム導入、オフィス移転など)のターゲットとして有望です。


SNS・ビジネスSNSの活用

LinkedIn、Facebook、X(旧Twitter)などのSNSを活用した情報収集も重要な手段です。特にLinkedInなどのビジネス特化型SNSでは、企業の決裁者や担当者の部署・役職まで把握できることがあります。企業の公式アカウントの発信内容から、最新の取り組みや課題を推測し、個別のアプローチに活かすことも可能です。


公開データベース・業界情報の活用

業界団体や商工会議所の会員企業一覧、官公庁が公開している企業データベース国税庁の法人番号公表サイトなど)を活用することで、網羅的に広く浅く情報を収集できます。「iタウンページ」などのWeb電話帳や業界特化型のポータルサイトも、特定の地域や業種で条件を絞り込んだ情報収集に適しています。


リスト購入サービスを利用

リスト購入サービスは、手間をかけずに、精度の高い営業リストを入手したい企業に有効な手法です。自社でゼロから情報収集を行う場合と比較して、リスト作成にかかる工数や時間を大幅に削減できるため、営業担当者がアプローチや商談といったコア業務に集中できるようになります。

サービスによって機能や特徴は多岐にわたります。独自に収集・整備した企業データベースを提供するものや、インターネット上から企業名や連絡先などの必要情報を自動抽出するもの、業種・地域・企業規模などの詳細条件を指定して絞り込み抽出できるものもあります。さらに、情報提供だけでなく、営業で使いやすい形式に整えたリストとして納品してくれるサービスも存在します。

料金体系やデータの鮮度・精度はサービスごとに異なるため、自社の営業戦略や予算に合ったサービスを比較検討して選定することが重要です。


②リスト化

情報収集が完了したら、事前に洗い出した「必要な情報項目」に沿ってデータを整理・成形していきます。この際、受注可能性に応じて「高・中・低」などの優先度を設定し、リストに明記しておくことが重要です。これにより、営業担当者は優先度の高い見込み顧客から効率的にアプローチできるようになります。


Excelを使う

最も手軽で導入コストがかからない方法が、ExcelやGoogleスプレッドシートを使ったリスト化です。「会社名・担当者名・電話番号・メールアドレス・業種・受注見込み度・最終接触日」などの項目を列として設計し、収集した情報を体系的に入力していきます。フィルターや並べ替え機能を活用することで、業種・地域・受注見込み度などの条件で絞り込みを行い、優先度の高い見込み顧客だけを抽出することが可能です。

特にGoogleスプレッドシートは複数人での同時編集やリアルタイムな情報共有に優れており、小規模な営業チームでの運用に適しています。ただし、データ量が数百件〜数千件規模になると動作が重くなったり、入力ミスによるデータの重複や表記揺れが発生しやすくなるため、運用ルールを明確に定めておくことが重要です。


営業リスト作成ツールを使う

営業活動の規模が拡大し、Excelでの管理に限界を感じ始めたら、営業リスト作成に特化した専用ツールの導入が効果的です。これらのツールの最大の強みは、手作業では膨大な時間がかかる作業を自動化し、営業活動のスピードと精度を大幅に向上させることができる点にあります。

具体的には、Web上から企業情報を自動で収集・抽出する機能、重複データの自動検出・除去機能、最新情報への自動更新機能などが搭載されており、Excelでは手間のかかる作業を効率化できます。さらに、架電履歴やメール送信履歴の管理、見込み度のスコアリング、チームでのリアルタイム共有といったSFA・CRMに近い高度な機能を備えているものも多くあります。

関連記事:SFAとは?CRMやMAとの違いといった基本からおすすめのツールまで解説

  • 情報収集からリスト化まで一括で行うものか、リスト化に特化したものか
  • 頻繁に情報更新されているか
  • 重複や表記のゆれを自動で整理する機能はあるか

クラウドサーカス社が実践する営業リスト作成方法

ここでは、実際にクラウドサーカス社のインサイドセールスチームが実践し、高いアポ獲得率を記録しているリスト作成方法を3つご紹介します。


1. 過去に接点のある企業をリスト化する

最もアポ獲得率が高いリストのひとつが、過去に自社の営業担当が一度でも打ち合わせをしたことがある企業のリストです。

架電時に「以前、弊社の〇〇からお話しさせていただいたかと思うのですが…」と切り出すことで、まったく接点のない企業への架電と比べて、話を聞いてもらえる確率が格段に上がります。

実際に弊社のインサイドセールス担当者がデータを検証したところ、通常のハウスリストへの架電ではアポ獲得率が約13%だったのに対し、過去に失注した企業のリストに対して架電を行ったところ、アポ獲得率が25%まで上昇しました。一度は検討いただいた経緯があるため、再度タイミングが合えば商談につながりやすいと考えられます。

 

2. 業界でセグメントしたリストを作成する

製造業や人材業など、業界ごとにセグメントしたリストを作成して架電を行う方法も効果的です。

業界を絞ることで、「製造業のお客様では〇〇という課題をお持ちのケースが多くて…」「製造業での活用事例が増えておりまして…」といったように、相手の状況に寄り添った具体的なトークを展開できます。汎用的な案内ではなく、業界特有の課題に触れることで、相手の関心を引きやすくなり、アポ獲得率が大幅に高まる傾向があります。

3. 自社サービスの特性に合った企業を狙い撃ちする

自社の製品・サービスと親和性の高い企業を見極めてリスト化することも、質の高いリスト作成には欠かせません。

弊社の場合、MAツール「BowNow」を提供しているため、保有リード数が多い企業ほど相性がよい傾向にあります。そこで、セミナーや展示会など大量のリードを獲得できるマーケティング施策を積極的に行っている企業に絞ってアプローチを実施しました。すると、「リードは獲得できているものの、十分に活用しきれていない」という課題を抱えているケースが多く、アポ獲得後の案件化率が大幅に上昇するという成果が得られました。

このように、営業リストの質を高めるうえで重要なのは、「誰にアプローチするか」をデータに基づいて精査することです。弊社の事例でも、過去の接点・業界セグメント・サービスとの親和性といった切り口でリストを絞り込むことで、アポ獲得率・案件化率ともに大きく改善できました。

こうしたデータドリブンな営業リスト作成をさらに効率化・高度化してくれるのが、MA(マーケティングオートメーション)ツールです。次の章では、MAツールを活用した営業リスト作成の仕組みとメリットについて詳しく解説します。

 

関連記事:MAツールとは?基礎から製品比較・事例までまとめて解説

MAツールなら商談・成約につながる営業リストが作れる

MA(マーケティングオートメーション)ツールを活用すると、単なる企業情報の羅列ではなく、見込み顧客の「行動履歴」と「関心度」に基づいた、成約につながりやすい高品質な営業リストを作成できます。

具体的には、自社サイトの特定製品ページを複数回閲覧している企業、資料ダウンロードや問い合わせを行った企業、メールマガジンのリンクをクリックした企業などを自動で抽出し、行動パターンに基づいてスコアリング(点数化)することができます。これにより、「今まさに自社サービスに関心を持っている温度感の高い見込み顧客(ホットリード)」を優先的にリスト化できます。

営業担当者はスコアリングされた優先度の高い顧客から順番にアプローチできるため、闇雲なテレアポではなく、顧客の関心事に基づいた的確な提案が可能となり、アポイント獲得率や最終的な成約率を飛躍的に向上させることができます。MAツールの導入には一定のコストがかかりますが、商談数と成約率の大幅な改善により、営業ROIの最大化を実現する強力なツールとなります。


営業リストの作成に特化したMAツール「BowNow」

BowNowは、「使いやすさ」と「成果の出しやすさ」にこだわって開発された、はじめてのMA導入にも最適な国産MAツールです。国内シェアNo.1※で、現在16,000社以上に導入されている実績があります。

保有リードはもちろん、ホームページに訪問したunknownユーザーの行動ログ(誰が・どのページを・どれくらい見ているのか)を確認できるほか、「企業属性」「料金ページをみている」「1週間に3回以上サイトにアクセスしている」などの細かな条件でリードを検索し、リストとして抽出できます。


ABMテンプレートで効率的にホットリードを抽出できる

一般的なMAツールのスコアリング機能は便利な反面、「設定が複雑で時間がかかる」「運用が難しい」と多くの担当者が頭を悩ませる機能でもあります。BowNowでは、こうした課題を解決するために、複雑なスコアリング設定を必要としない独自の「ABMテンプレート」機能を搭載しています。

シナリオ設計やスコアリングの初期設定に何ヶ月も時間を費やすことなく、蓄積されたノウハウをもとに設計されたテンプレートを活用するだけで、顧客の見込み度を直感的に可視化し、今すぐアプローチすべきホットリードを効率的に抽出できます。


無料プランで手軽にスタート

BowNowには無料ではじめられるフリープランが用意されているため、費用をかけずに自社の営業スタイルや運用体制との相性を確認しながら導入を検討できます。

「営業リストの作成に時間がかかりすぎている」「作成したリストがなかなか成果につながらない」とお悩みの方は、ぜひ一度MAツールを活用した効率的なリスト作成をご検討ください。

※出典:株式会社DataSign「DataSign Webサービス調査レポート 2025.7」

詳しくはこちら:MAツール『BowNow(バウナウ)』公式サイト

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「質の高い営業リスト」を作るコツと運用の注意点

営業リストは「質」が大切です。ここでは、その条件と運用のポイントを解説します。


目的・ターゲットを明確にする

質の高い営業リストの条件その1は、自社の営業戦略に合致したターゲット企業でリストが構成されていることです。ターゲットや目的が曖昧なままリストを作成すると、成果につながりにくい企業へのアプローチに貴重な時間と工数を無駄に費やしてしまいます。

営業リストは必ず「誰に対して」「どの目的で」活用するのかを明確に定義してから作成しましょう。例えば、新規開拓なのか、既存顧客へのアップセルなのか、休眠顧客の掘り起こしなのかによって、リストに含めるべき企業の条件は大きく異なります。限られたリソースを成約可能性の高い見込み顧客に集中させることで、営業効率を飛躍的に向上させることができます。


重複をなくす

質の高い営業リストの条件その2は、同一企業や同一担当者の情報が重複していないことです。重複があると、複数の営業担当者が同じ顧客に何度も連絡してしまい、社内の混乱だけでなく、相手企業からのクレームや信頼失墜につながる深刻なリスクを招きます。

リスト作成時には、会社名や担当者名の表記ルール(「株式会社」と「(株)」の統一など)を事前に決め、重複チェックのフローを確立することが重要です。データ件数が多い場合は、自動で重複を検出・除去できるリスト管理ツールやCRMシステムを活用することで、効率よく精度の高いリストを維持できます。


定期的な情報更新を行う

質の高い営業リストの条件その3は、情報が常に最新の状態に保たれていることです。企業名、所在地、電話番号、担当者の部署・役職・メールアドレスなどは時間の経過とともに必ず変化するため、古い情報のままでは電話やメールがつながらず、せっかくの営業機会を逃してしまいます。

「1ヶ月ごと」「四半期ごと」など具体的な更新サイクルをルールとして明文化し、更新された情報を営業チーム全体で共有できる体制を整えることが大切です。定期的な見直しにより、常に精度の高いリストを維持し、営業活動の成功率を向上させることができます。


運用ルールを統一する

質の高い営業リストの条件その4は、組織全体で運用ルールが統一されていることです。営業担当者ごとに情報の入力方法や管理基準が異なると、データの表記ゆれや抜け漏れが発生し、リスト全体の信頼性と検索性が著しく低下してしまいます。

事前に「必須入力項目は何か」「入力形式(全角/半角の統一)はどうするか」「進捗ステータスの定義(未接触・アポ取得・商談中・失注など)はどう設定するか」といった具体的なルールをドキュメント化し、チーム全員で共有・徹底することが重要です。これにより、担当者が変わっても誰もが正確かつ効率的に活用できる、組織の貴重な資産として機能する営業リストを維持することができます。


営業リスト作成後の活用方法と成果最大化のポイント

営業リストの効果的な活用方法を紹介します。

コミュニケーション手段を使い分ける

営業リストを活用した主なアプローチ手法には、以下の3つがあります。

  • テレアポ
  • メール
  • DM(ダイレクトメール)

テレアポ(電話営業)

スピード重視で多くの企業に短期間で接触できる最も直接的な手法です。担当者と直接会話ができるため、相手の反応をリアルタイムで把握でき、その場でニーズの深掘りや提案内容の軌道修正が行えます。特に温度感の高いホットリードや緊急性の高い提案に効果的です。

メール営業

業種・企業規模・地域などでリストをセグメント(分類)し、ターゲット層に合わせたメッセージを効率的に一括送信できます。担当者が不在でも確実に情報を届けることができ、開封率やクリック率から関心度を数値化して測定できる点も大きなメリットです。

DM(ダイレクトメール)

パンフレットやカタログなどの実物を送付することで、デジタル手法では伝えきれない情報量と質感を届けられます。他の郵便物との差別化がしやすく、決裁者の手元に残りやすいため、記憶に残りやすい特徴があります。

これらの手段は単独で使うのではなく、顧客の属性や温度感に応じて戦略的に組み合わせることが重要です。例えば、関心度の高いリードにはテレアポで素早くアプローチし、まだ関係が浅い企業にはメールやDMで認知度を高めてから電話フォローするといった連携活用が効果的です。

アプローチタイミングを見極める

「どの手段を使うか」と同じくらい重要なのが、「いつアプローチするか」というタイミングの戦略です。

企業には「提案を受け入れやすい時期」と「そうでない時期」が明確に存在します。例えば、決算月の前後は予算執行や来期計画の策定時期にあたるため、新しい投資提案が検討されやすくなります。また、採用活動が活発な時期は組織拡大フェーズにあるサインであり、人材育成やシステム導入のニーズが高まるタイミングでもあります。

新年度開始時期、業界特有の繁忙期・閑散期、企業の周年記念や移転のタイミングなども、アプローチの成功率を左右する重要な要素です。こうした「反応が良かった時期」や「成約につながりやすかったタイミング」を必ず営業リストに記録し、再現性のある営業戦略として蓄積していくことが、営業効率を最大化するポイントです。

継続的な効果測定と改善を行う

営業リストを活用してアプローチした結果は、必ず数値化して記録・分析し、次回の改善につなげることが成功の鍵です。「どの手段で」「どのタイミングで」「どのような属性の企業から」良い反応が得られたかを詳細に記録し、成功パターンと失敗パターンを明確に整理します。

測定すべき具体的なKPI:

  • メールの開封率・クリック率・返信率
  • テレアポの架電数に対するアポ獲得率・決裁者通話率
  • DM送付後の問い合わせ数・資料請求数
  • 最終的な商談化率・成約率

これらのデータを継続的に蓄積・分析することで、「どの業種で成約率が高いか」「どのアプローチ手法が最も効果的か」「どの時期にアプローチすべきか」といった貴重な知見を数値として把握できます。この分析結果をもとに、次回のリスト作成基準やアプローチ戦略を見直すことで、営業活動全体の精度を継続的に向上させることができます。

まとめ

営業リストの真の価値は、自社の営業戦略に合致した正しいターゲットが適切に抽出され、それが実際の成果につながることにあります。適切なターゲットに対して最適な手段とタイミングでアプローチを行い、その結果を継続的に分析・改善していくことで、商談化率と成約率は確実に向上します。

しかし、「一生懸命アプローチしているのに思うような成果が出ない」という場合は、そもそも成果につながりやすいターゲットがリストに含まれていない可能性があります。このような課題を解決するには、顧客の行動データに基づいた「今まさに検討している温度感の高いリード」を自動で抽出できるMAツールの活用が非常に有効です。

国産MAツール「BowNow」は、「使いやすさ」と「成果の出しやすさ」にこだわって開発されており、複雑な設定なしでホットリードを効率的に抽出できます。無料プランも用意されているため、営業リストの質を高めて成約率の向上を目指す方は、ぜひ一度その効果を体験してみてください。

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監修者
クラウドサーカス株式会社 石本祥子

新卒でコンサルティング会社に営業職として入社。3年で営業所長代理を経験後、ベンチャー企業を経て、クラウドサーカス社にマーケティング職として入社。
営業とマーケティング、いずれの経験もあることを活かし、クラウドサーカス社が提供しているMAツール『BowNow』において、マーケティングと営業に関するメディアの監修を含む、Webマーケティングの全域を担当している。

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