BowNowの活用支援サポートを通じてマーケティングの考え方も学べました|株式会社フォロアス様
MAツール「BowNow(バウナウ)」の導入事例を紹介します。この記事では株式会社フォロアス 三好様に、導入前の課題やBowNowを選定いただいた理由、導入後の変化などについてお話を伺いました。
サマリー
- 新規事業立ち上げに伴い、既存顧客に対して新サービスをどう周知していくか、新規で獲得した見込み顧客をどう管理していくかなどの課題があった。新設部署だったので専任の営業やマーケティングの担当者もおらず、リソース不足の状態だった。
- 専任営業担当がいなくても顧客へアプローチできる施策として、メールマガジンの配信を検討。その際、同社の別事業で導入していたMAツール「BowNow」の存在を知る。コスト面、機能面、サポート体制など、総合的に判断した結果、「BowNow」の導入を決定。
- 当初はマーケティングの専任者がおらず手探り状態でのスタートだったが、活用支援サポートを上手く活用し、社内のメール配信スキームを確立。現在では、メールマガジンの開封率は30%後半、決裁者リストは開封率40%と非常に好調。マーケ立上げ初期に小さな成功体験を多く積むことができ、マーケティングを自信を持って進められるようになった。
目次
事業内容
株式会社フォロアス様は、求人広告代理店として、採用サイトの制作、口コミなどの風評被害対策、SEOなど、多岐にわたる採用支援サービスを提供しています。
採用活動を支援する中で「採用しても定着しなければ意味がない」というお客様の声に応えて、2019年より離職・定着対策サービス「いっと」を立ち上げました。採用企業に代わって面接を行うことで、社内ではヒアリングができない退職者のホンネを引き出し、対策を立案、離職率の改善を行っています。
導入前の課題
- 新規事業の立ち上げに伴い、顧客へのアプローチ方法が課題
- 専任の営業担当者がおらず、限られたリソースで効率的なアプローチが必要だった
- 既存顧客への新サービスの周知にメール配信を検討
―導入前の課題を教えてください。
離職・定着対策サービス「いっと」は新規事業ということもあり、営業やマーケティングの専任者がおらず、リソース不足の状況でした。限られたリソースのなかで、いかに効率的に顧客を開拓していくか、既存顧客に対して新しいサービスをどう周知していくか、新規で獲得した見込み顧客をどう管理していくかなどが大きな課題でした。
─そこから、どのような経緯でBowNowを検討する流れになったのでしょうか。
当時は専任の営業担当者がいなかったので、営業がいない状態でもお客様と接点が持てる施策として、メール配信を検討していました。その際に、別事業部である採用支援事業でMAツール「BowNow」を使ってメール配信を行っていたことを知り、本事業でも活用できないかと考えました。
BowNow選定の理由
- 休眠中のリードを活用したい
- 詳細なリード管理機能が魅力的
- 充実したサポート体制に惹かれた
―ツールを選定する際に特に重視した点を教えてください。
メール配信の実施は既に決まっていたため、もちろんメール配信機能があることを重視しました。また、過去に問い合わせや商談などの接点があったものの、いまはやりとりしていない休眠中の顧客リードを活用したいと考えていたので、BowNowは弊社にとって非常に相性の良いツールだと感じましたね。あとは顧客管理機能も欲しいと思っていました。
―具体的に、BowNowのどのような機能を評価いただけたのでしょうか。
特に魅力的だと感じたのは、IPアドレスから企業を特定できる機能と、タグ付けによる詳細なリード管理機能です。新規事業ということもあり、当初はターゲットが明確ではありませんでした。そのため、様々な条件で絞り込みやすく、管理しやすい点は魅力的でした。
─他のツールやサービスは検討しましたか?
はい、検討しました。コンサルティングに力を入れている企業の話も聞きました。しかし、月額数十万かかるサービスが多く、そこまで費用をかける想定はしていなかったので、イメージと違うと感じました。
BowNowは使えそうと感じる機能が多く、導入後の活用支援サポートもあったので、コストパフォーマンスの高さを感じました。コスト面、機能面、サポート体制など、総合的に判断した結果、BowNowの導入を決定しました。
施策
- 人事担当者をターゲットに、タイムリーな情報を盛り込んだメール配信
- BowNowの活用支援サポートをフル活用
- ウェブサイト改善
─BowNow導入後に行っている施策を教えてください。
人事担当者をターゲットに、メールマガジンを配信しています。新卒採用が活発化する時期は、新卒採用に関するホワイトペーパーやウェビナーを、中途採用の時期は中途採用向けの情報を配信するなど、タイムリーな内容を意識しています。
当面の目標として、月間5アポイント獲得をKPIとして設定しました。現在は、それを達成できるように活動しています。
─BowNowの活用支援サポート体制はいかがでしょうか?
施策やコンテンツに関するアドバイスをいただけるのが、大変参考になります。毎月ミーティングを開催してくれて、今後のマーケティング活動について、一緒に考えてもらえる時間を持てるのは心強いです。
マーケティングの経験者がいなかった為、「次はこうしよう」と思っても、正しい行動なのか判断ができません。こういった点を話し合えて、行動を整理してくれるのが大変ありがたいです。方向性があっているのかを確認でき、自信を持って進められるようになりました。
─サポートの提案で、印象に残っていることはありますか。
時期に合わせてメールの内容を変えるアイデアは、活用支援担当の方との会話からヒントを得ました。また、「ホームページのフォームをBowNowのものに変更しましょう」「ボタンの表示名を変えるだけで、サイトへの流入が増えます」といったアドバイスをいただいたことも印象に残っています。
フォームを変更したことで、手間がかかっていたリード管理がスムーズになりましたし、マーケティングのノウハウや客観的なアドバイスがもらえるのはありがたいです。相談しながら進められる環境があって、非常に助かっています。
BowNowを活用した成果
- メール開封率は30%超え、決裁者は40%と高水準
- 広範囲へのアプローチが可能に
- データに基づいた戦略を立てられるようになった
―メール配信による成果は出ていますか?開封率はいかがでしょう。
開封率は30%後半と好調です。決裁者の場合は約40%と高い数値が出ています。
―30%、40%は非常に良い数値ですね。
そうですね。ターゲットとなる方々から良いリアクションを多くいただいているので、興味関心に合った内容を届けられていると実感しています。活動を続けて行けば受注などの成果創出につながると期待しています。
―BowNow導入後、営業活動に変化はありましたか?
BowNowの導入により、休眠顧客や既存顧客など、様々なリードへアプローチできるようになりました。現在は営業担当者を2名採用して連携体制をとり、アクションがあったリードに架電する流れも作れました。
このようにアプローチの幅が広がっていくのを実感しています。この流れは、BowNowがなければ得られませんでした。
─このほか、意識の変化や社内の変化など、 実感したことはありますか?
BowNowで得られた顧客属性や行動ログのデータを参考に、お客様へのアプローチ方法を考えて、社内へ共有できるようになりました。データに基づいて戦略を立てられるようになったのも大きな変化です。
今後実現したいこと
- 検討度の高い顧客の抽出
- 匿名リードを実名化
- 配信コンテンツの質と量を改善
- ゆくゆくは受注につながるアポイントを獲得したい
直近で取り組みたいことは、 ホワイトペーパーコンテンツなどを拡充しIPアドレスから取れた匿名リードの実名化することです。また、配信コンテンツの質と量の改善も目指していきたいです。
弊社はホワイトペーパーやウェビナーの数が少ないので、興味を持ってもらえるようにコンテンツを増やしていくことも検討しています。商談化して、最終的に受注につながるアポイントを獲得していきたいです。
お客様の声
─BowNowを今後導入ご検討されてる方々に対して、おすすめポイントなどがあればお聞かせください。
中小企業でリソースや専門知識がない状態でも、BowNowは簡単に始められます。分からないことがあれば、いつでも相談できる体制が整っている点も良かったです。
活用支援サポートを通じてマーケティングの考え方も学べました。導入した後に、何をやっていくべきか引っ張ってくれるので、「どうやって計画を立てれば良いかわからない」という企業でも本格的なマーケティング活動に取り組めるでしょう。
価格も比較的検討しやすく、操作も難しくないので、一度試してみるのが良いと思います。
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