コンテンツマーケティングで成功するためのおすすめ本11選!基本から実践まで役立つ書籍を紹介
コンテンツマーケティングは、BtoB企業にとって顧客との信頼関係の構築、そして売上拡大に欠かせない施策です。しかし、いざはじめるとなると、何をすればいいのか、効果的な方法がわからない、と悩む方も多いのではないでしょうか。
本記事は、コンテンツマーケティングの基礎から実践までを学べる、おすすめの書籍11冊をご紹介します。基礎知識はもちろん、実践編としてSEOやWebライティング、Googleアナリティクス4などに特化した書籍もご紹介していますので、目的に合わせてぜひお役立てください。
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『BtoBマーケティング知識大全』
BtoB企業のマーケティングに必要な知識・ノウハウをこの一冊にまとめています。
まずは知っておきたい基礎知識から、BtoBマーケティングの全体プロセス、戦略の立て方から具体的な手法まで、全70ページの大ボリュームで徹底解説。
コンテンツマーケティングとは
コンテンツマーケティングとは、質の高い情報を発信することで、見込み顧客との信頼関係を構築し、最終的に購買へとつなげるマーケティング活動のことです。ブログやメルマガ、セミナーなど、ターゲットが興味のありそうな情報を発信し、継続してコミュニケーションを取ります。
インターネットの普及で、ユーザーによる情報収集の手段は大きく変化しました。とくにBtoB商材は単価が高く、検討期間も長いため、ユーザー自ら「サービスが必要だ」と感じるまでコミュニケーションを継続していく必要があります。
そこで重要視されているのが、コンテンツマーケティングです。テレアポやテレビCMといった一方的な売り込みではなく、有益な情報を必要とするタイミングで届けて関係性を継続していきます。
その手法は、Webや動画、SNSなどオンラインで行うものと誤解されがちですが、「コンテンツ」が介在し、最終的に購買へとつなげる施策は、すべてコンテンツマーケティングといえます。
たとえば、会場に足を運んで参加する研修や勉強会、定期的に配布される会報誌といった、オフラインのコンテンツも含まれます。
コンテンツマーケティングのおすすめ本【基本・概念】
ここからは、「そもそもコンテンツマーケティングとは?」「どうやってはじめたらいいの?」など、コンテンツマーケティングの基礎知識を身につけたい人におすすめの本を4冊ご紹介します。
いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本
本書は「絶対に挫折しない」をコンセプトに、コンテンツマーケティングの基本的な考え方や、コンテンツの種類、マーケティング戦略の立て方などをわかりやすく教えてくれます。
Chapter4の「読み手に響くコンテンツの作り方を理解しよう」では、企画の立て方、制作時のポイント、文章のブラッシュアップの仕方など、具体的なテクニックを紹介。実践として、これから本気で取り組みたい人にも役立つ情報が掲載されています。
さらに最終章では、「ひとつ上のマーケティング」として、ロイヤルティの向上やMA(マーケティングオートメーション)など、一歩進んだ取り組みについても解説しているので、コンテンツマーケティングで成果が上がらない人も、施策を見直すヒントが見つかるはずです。
KPI・目標必達のコンテンツマーケティング 成功の最新メソッド
「基礎知識」「はじめ方」「運用」「成功事例」「未来」の5つの項目から、コンテンツマーケティングを丁寧に掘り下げています。
成功事例では、「サイボウズ」や「キンコーズ・ジャパン」といった、注目のBtoB企業の運営担当者へインタビューを行い、実際の施策や運用体制などを紹介。成果を上げている企業のノウハウを参考に、自社のコンテンツマーケティング戦略を策定することができます。
基礎的な解説はもちろん、SNSやSEO、アクセス解析ツール「Googleアナリティクス」についてなど、すでにコンテンツマーケティングを運用している企業にも役立つ情報が満載です。
コンテンツマーケティングの教科書
本書は、コンテンツマーケティングの基礎から実践までを網羅的に解説した実践書です。「BtoBとBtoCのマーケティングの違い」「BtoBマーケティングを成功させるには」といった、BtoBに特化した内容になっているので、特徴をおさえたうえでノウハウを学ぶことができます。
第3章の『BtoBの「顧客」を理解しよう』では、自社製品の購入までを可視化する「カスタマージャーニーマップ」や、確度の高い企業を優先的にアプローチする「ABM」などについて解説。BtoBならではの要点をついた実践的な手法を紹介しています。
エピック・コンテンツ・マーケティング
コンテンツマーケティング戦略の第一人者といわれる、ジョー・ピュリッジによる著書です。コンテンツマーケティングの定義や歴史など、本質的な考え方を学ぶことができる基本書になっています。
本書では、コンテンツマーケティングの「一般的な定義」「実践者向けの説明」「信じない人向けの説明」というように、あらゆる角度から定義を見直し、原点を確認しながら本質的なアプローチを教えてくれます。「顧客のために何ができるか」といった、時代に流されない普遍的なコンテンツマーケティングについて立ち返ることができるでしょう。
3,500ダウンロード突破!『BtoBマーケティング知識大全』
この資料では、以下のことを紹介しています。 ✔ BtoBマーケティングにおける、戦略やKPIの考え方 ✔ デマンドジェネレーションとはなにか ✔ リード獲得の施策にどういったものがあるのか✔ 顧客育成やMAツールの基本
Webに特化したコンテンツマーケティングのおすすめ本【基本・概念】
ここからは、Webにおけるコンテンツマーケティングに特化したおすすめ本2選をご紹介します。
Webコンテンツマーケティング サイトを成功に導く現場の教科書
サイトや動画といったWebコンテンツマーケティングを本格的に取り組みたい人に向けた実践書です。「効果のあるコンテンツ」や「アイデアの考え方」「成果が出ない場合の改善方法」など、Web運用を進めていくうえで知りたいノウハウを解説しています。
「コンテンツマーケティングの始め方」では、戦略のつくり方として9つのステップで手順を紹介。ペルソナ設定やコンテンツマップの作成といった各プロセスを丁寧に教えてくれます。コンテンツの作り方、成功事例まで掲載しているので、一連のプロセスを学べる一冊になっています。
また、実務で活用できるチェックシートやテンプレートなど、Excelファイルもダウンロードで提供しているので、すぐに運用をはじめたい人にもぴったりです。
沈黙のWebマーケティング -Webマーケッター ボーンの逆襲-
Webマーケティングの基礎知識を、マンガ風のストーリー形式でわかりやすく解説したユニークな1冊です。主人公のWebマーケッター「ボーン・片桐」が、悪徳マーケティング会社からクライアントを救うために奮闘する姿を通して、Webマーケティングの重要施策やテクニックを学ぶことができます。本書は、2015年に刊行された書籍の改訂版で、最新動向に合わせて主に解説記事をアップデートしています。
イラストや図解を豊富に用いているため、Webマーケティングの知識が少ない初心者や、普段あまり活字を読まない方も理解しやすいのが大きな魅力です。ストーリー形式のページだけでなく、解説記事を交えた構成になっているので、Webマーケティングの用語や知識の理解を深めながら読み進められるでしょう。
近年、重要性が高まっているSEOのテクニックやSNS運用など、すぐに活用できるノウハウも満載です。
コンテンツマーケティングのおすすめ本【実践】
最後に実践編として、コンテンツマーケティングを運用するうえでポイントとなってくる、オウンドメディアやSEO、Webライティング、Googleアナリティクス4に特化した、ジャンル別のおすすめ本をご紹介します。
できるところからスタートする コンテンツマーケティングの手法88
本書は、「SEO」「オウンドメディア」「リスティング広告」を中心に、すぐに使えるコンテンツマーケティングの手法が詰まった一冊です。
「最後まで読んでもらえる文章を作成したい」「どの広告を使えばいいのかわからない」といった、よくある悩みを解消してくれるノウハウが多数掲載されています。取り組みやすいテクニックが多く紹介されているため、課題になっているポイントから読んで、「できるところ」から着手できます。
「SEOに強いタイトルと小見出しのつけ方」や「一文が長い場合の対処法」のように、サイト制作のコツ、リスティング広告の改善方法をピンポイントで教えてくれるので、これからWebサイトを活用したコンテンツマーケティングをはじめたい方にも、すでに運用してる人にもおすすめです。
オウンドメディアのやさしい教科書。
本書では、オウンドメディアの基礎から実践までを網羅的に解説しており、ブランド力・業績向上につながるオウンドメディアの作り方を学ぶことができます。
Chapter2の「失敗するオウンドメディア」では、よくある失敗を6つの事例を挙げて紹介。図表を織り交ぜながら、成果につながらない原因やその解決策をわかりやすく教えてくれます。
さらに、オウンドメディアを運営している実際の担当者にも取材を行い、成功の秘訣について掲載しています。失敗だけでなく、効果のある成功事例についても解説しているので、これからオウンドメディアをはじめる人も、運用のイメージがつきやすくなるでしょう。
いちばんやさしい新しいSEOの教本
デジタルマーケティング支援会社「アユダンテ」の3人の著者によるSEOの解説本です。セミナーを受けているような感覚で学べる、人気の「いちばんやさしい教本」シリーズの中の一冊。
第3版となる本書は、6章に「E-E-A-T」「コンテンツマーケティング」についての解説を追加し、さらに「スマホ画面」にも対応した5年ぶりの改訂版になっています。
Googleの検索品質評価ガイドラインで定義されてるサイトの評価基準「E-E-A-T」を意識したコンテンツマーケティングとして、読み物系コンテンツの作成ポイントを多数紹介しています。そのほかの章でもAIとの関係性、Google アナリティクスについてなど、最新情報を網羅的に掲載しています。
沈黙のWebライティング -Webマーケッター ボーンの激闘-
Web連載を書籍化した本作は、「沈黙のWebマーケティング」の第2弾として登場。連載されていた7話に加え、書籍のために書き下ろしたエピローグ、解説パートとして約110ページが追加されています。さらに、アップデート・エディションとして、SEOに重要な「4つの検索意図」「E-A-T」「YMYL」の解説も新たにプラス。SEOに強いライティングの教本として、そのノウハウや考え方を教えてくれます。
本書は、Web集客に悩む旅館を舞台に、謎のWebマーケッター「ボーン・片桐」がクライアントの課題を解決していく中で、読者はWebライティングのテクニックを学ぶというストーリー形式です。専門用語も丁寧に解説されているので、初心者でも理解しやすく、ライティングスキルを実践的に学べる一冊です。
できる逆引き Googleアナリティクス4 成果を生み出す分析・改善ワザ 192
本書では、Googleアナリティクス4(GA4)の基本的な機能から導入・設定、データ分析、レポート作成など網羅的に解説しています。知りたい情報にピンポイントでアクセスできる「逆引き形式」を採用しており、すぐに実践できる全192のテクニックを620ページにわたって解説しています。
従来のバージョンであるユニバーサルアナリティクス(UA)との違いや、新しい機能、Googleタグマネージャー・BigQueryなどと連携した分析方法といった幅広い項目について解説しています。
これからGA4をはじめる人はもちろん、UAからGA4に本格的に移行したい人、GA4の指標やサイトの改善について詳しく学びたい方など、初心者から上級者まで活用できる内容になっています。
まとめ
今回紹介した書籍は、コンテンツマーケティングの全体像を理解したい初心者から、より深く学びたい中級者まで、幅広いレベルの方におすすめです。BtoBマーケティングの専門家による、実践的なノウハウや成功事例などが書かれているので、自社の施策にいかせるヒントを見つけることができるでしょう。
コンテンツマーケティングは時間と労力がかかりますが、良質なコンテンツができれば、高い成果が得られます。蓄積すれば、自社の大きな資産にもなるでしょう。 紹介した書籍を参考に、ぜひ自社に合ったコンテンツマーケティングを進めて、顧客との信頼構築、売上拡大を実現してください。
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この資料でこんなことがわかります!・BtoBマーケティングにおける、戦略やKPIの考え方 ・デマンドジェネレーションとはなにか ・リード獲得の施策にどういったものがあるのか・顧客育成やMAツールの基本
監修者
クラウドサーカス株式会社 石本祥子
新卒でコンサルティング会社に営業職として入社。3年で営業所長代理を経験後、ベンチャー企業を経て、クラウドサーカス社にマーケティング職として入社。
営業とマーケティング、いずれの経験もあることを活かし、クラウドサーカス社が提供しているMAツール『BowNow』において、マーケティングと営業に関するメディアの監修を含む、Webマーケティングの全域を担当している。