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【2024年最新】インサイドセールスのツール比較10選|4つの目的別

(公開:2024/03/15)
【2024年最新】インサイドセールスのツール比較10選|4つの目的別

インサイドセールスにおすすめのツールを、「見込み顧客の発見と育成」「見込み顧客の情報管理」「受注確度の高い見込み顧客の商談獲得」「インサイドセールスチームの教育」の4つの目的別に紹介します。自社の状況、インサイドセールスチームの課題に最適なツールを探してください。

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これから始めるインサイドセールス

今後の営業活動や商談獲得においてインサイドセールスは重要な役割となります。本書ではインサイドセールスを立ち上げるにあたって必要なステップについて紹介しています。

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インサイドセールスとは

インサイドセールスとは、電話やメール、Web会議などを用いて顧客と接触する、非対面型営業のことです。リードナーチャリング、受注確度の高い見込み顧客を選別して商談を獲得する、獲得した商談をフィールドセールスへ渡す、既存顧客のフォローなど、内勤で行える様々な営業活動を行います。

関連記事:「インサイドセールス」をわかりやすく解説!成功させるための3つのポイント|MAツール「BowNow」

目的別に選ぶ!インサイドセールスに必要な4種類の営業支援ツール

インサイドセールスが行う業務は主に、①見込み顧客の発見と育成、②見込み顧客の情報管理、③受注確度の高い見込み顧客の商談獲得、④インサイドセールスチームの教育、の4つにわかれます。本記事では、4つの目的別に最適な営業支援ツールをピックアップしました。自社の状況やインサイドセールスチームの課題にあわせて最適なものを選びましょう。

①見込み顧客の発見と育成

見込み顧客の発見と育成におすすめのツールは「MAツール(マーケティングオートメーションツール)」です。

 

MAツールとは

「MAツール」は、見込み顧客を獲得する「リードジェネレーション」、見込み顧客を育成する「リードナーチャリング」、見込み顧客を選別する「リードクオリフィケーション」、この3つの過程を支援・自動化するソフトウェアです。

IPアドレスを解析してどの企業がどのページを訪問しているのか確認できたり、メルマガを自動化させ開封率を確認したり、購入意欲や関心の度合いをスコアリングもしくはセグメントし、有望な見込み顧客をリスト化できます。

関連記事:MAツールとは?基礎知識から機能・事例までわかりやすく解説

 

MAツールのメリット

成約に結びつきやすい顧客を絞って個別にアプローチをする「ABM(アカウント・ベースド・マーケティング)」ができます。

例えば「MAツール」を使うと、顧客の属性情報や行動履歴、Webのアクセス履歴などから興味関心・見込み度合い・購買力を数値化し、グラフや表を使って可視化できます。アプローチの優先度を論理的に判断できるほか、リアルタイムにデータを収集するため、顧客の購買意欲が高まっているベストなタイミングを見極めることも可能です。インサイドセールスの効果を高め、作業を効率化させるのに役立つでしょう。

リードナーチャリングに重要な、メール配信の自動化も可能です。展示会で名刺交換をした相手の情報を「MAツール」に入力すると、すぐにお礼メールを送信できます。特定の条件に当てはまる顧客が現れた場合は「事前に用意したメールを、設定した順番通り、〇日おきに送る」といったステップメールも配信できます。

また「MAツール」は、複数部門にまたがって使用できます。マーケティングからインサイドセールスへ、インサイドセールスからフィールドセールスへ顧客情報を渡す際も、ツール上で簡単に行えるのが特徴です。顧客が今どのフェーズにいるのか、どのような行動歴があるのかを互いに見ることができ、認識を統一しながら進められます。

関連記事:リードナーチャリングとは?成果につながる7ステップと事例解説説

 

②見込み顧客の情報管理

顧客情報・案件管理に役立つツールは「SFA」です。

 

SFAとは

「SFA」は「Sales Force Automation」の略称で、日本語では「営業支援システム」といわれます。企業の営業活動を支援するために開発された、営業活動に必要な情報を一元管理できるツールです。SFAには、主に以下のような機能があります。

  • 顧客管理機能
  • 案件管理機能
  • 行動管理機能(営業日報)
  • 営業活動分析(レポーティング)機能

顧客の属性や取引情報、問い合わせ履歴、案件の進捗状況などを一元管理できるため、案件の進行状況をチームに簡単に共有できるほか、担当者を変更する場合もスムーズに引き継ぐことができます。

 

SFAのメリット

顧客情報や案件情報を一元管理できるのがメリットです。

顧客から問い合わせがあった場合、顧客のデータや過去の取引履歴を素早く参照し、顧客に寄り添った対応ができます。「今までどのように対応してきたのか」も共有できるため、担当者が対処しきれない問題が発生した場合、上司に引き継ぐことも容易です。

セールスデータを収集・分析してレポートを作成する機能もあるため、随時、戦略の修正や改善ができます。成功率が高いアプローチ・低いアプローチを分析して、ノウハウを共有することも可能です。成績の良い営業担当者のノウハウを全体に展開させて、企業としての営業力の底上げができます。

担当者が異動・退職となっても商談の記録や顧客名簿はデータ上に残り続けます。他者へ簡単に引継ぎができるのもメリットです。

 

③受注確度の高い見込み顧客の商談獲得

受注確度の高い見込み顧客の商談を獲得できたら、フィールドセールスに渡します。フィールドセールスが行う商談には、「オンライン商談システム」を利用するのがおすすめです。

 

オンライン商談システムとは

オンライン商談をスムーズに進めるためのツールです。顧客とのリアルタイムなコミュニケーションを可能にして、効率的な商談の進行、顧客対応を支援します。代表的なツールは「Zoom」や「Google meet」です。

 

オンライン商談システムのメリット

オンラインであっても、顔をあわせて商談できるのがメリットです。URLやパスワードを共有するだけで始められます。一度に複数人を招待して会話ができるのも特徴です。画面共有ができ、資料を見せながら会話ができます。
また、会話中の映像を録画することも可能です。商談の内容を保存・共有できます。

 

④インサイドセールスチームの教育

インサイドセールスの社内教育・育成を行う場合は「通話内容解析ツール」が役立ちます。

 

通話内容解析ツールとは

通話時のトーク内容をテキスト化して、ノウハウを可視化させるツールです。主にAIが使われており、オンライン商談や電話内容を文字起こしして保管します。

 

通話内容解析ツールのメリット

インサイドセールスの属人化を防止でき、ノウハウを社内で共有できるのが大きなメリットです。

インサイドセールスに必要なトークスキルは言語化しにくいスキルのため、情報がブラックボックス化して属人化しやすいと言われています。「通話内容解析ツール」を用いてトーク内容を可視化できれば、情報のブラックボックス化を防げるでしょう。さらに、成果を出す通話内容を分析することも可能です。

ノウハウを抽出し、トークスクリプト例として資料化して社内教育に用いることで、チーム全体のセールス力向上が期待できます。

 

インサイドセールスにおすすめの営業支援ツール10選

前章でご紹介した、以下4種類のインサイドセールスに役立つツールについて、具体的なツールやサービスをご紹介します。

・MAツール

・SFA

・オンライン商談システム

・通話内容解析ツール

 

MAツール

MAツール選びのポイントは、「自社と相性の良いツール」を選ぶことです。開発会社によって機能が異なるため、自社の状況に適したツールを探しましょう。次の3ステップを確認しながら比較・検討を進めてください。

ステップ1:MAツールの運用体制、担当者のマーケティングスキル、予算を洗い出し、自社の現状を把握する

ステップ2:MAツールの3タイプから自社の現状に合ったものを選ぶ

ステップ3:自社に合ったタイプのMAツールの中から、興味のあるツールを選ぶ

はじめてでも安心導入型 マーケティングと営業体制をこれから拡張していく企業へ向けて開発された、シンプルな機能を持つツール。比較的低予算で導入可能。
シナリオ重視型 ある程度コンテンツの運用ができている企業向け。MAツールでナーチャリングの強化を行う。
多機能&CEM完全連携型 幅広い案件を自動化。ナーチャリングに取り組んでおり、より高い次元で自動化を進め、生産性を高めたい企業向け。高額なものが多い。

 

関連記事:MAツール比較10選|3つのタイプ別徹底解説

 

①BowNow(バウナウ)

BowNow(バウナウ)

MAツールのタイプにおいて、「はじめてでも安心導入型」に該当するMAツールです。 「圧倒的な使いやすさで、働くに楽を」をコンセプトに、初心者や中小規模の企業でも運用できるようなMAツールとして開発されています。シンプルな操作性とリーズナブルな価格設定が特徴です。現在、13,000社以上に導入されており、無料から利用できるフリープランもあります。

参考サイト:MAツール『BowNow(バウナウ)』公式サイト

 

②SATORI(サトリ)

SATORI(サトリ)

MAツールのタイプにおいて、「シナリオ重視型」に該当するMAツールです。
ターゲットリストを作成・取得することに特化したMAツールです。IPアドレスを分析して、Webページを訪れた匿名の見込み顧客の企業名を確認できます。このほか、プッシュ通知、メール配信、ポップアップの表示、コンテンツやバナーをパーソナライズさせるなど、アクションを促しCVへつなげる機能が多数搭載されています。

参考サイト:SATORI(サトリ)公式サイト

 

③Account Engagement(旧Pardot)

Account Engagement(旧Pardot)

MAツールのタイプにおいて、「多機能&CEM完全連携型」に該当するMAツールです。 SFAの世界トップシェアを誇るSalesforceが提供するMAツールです。AIを使ったメール送信時間の分析・最適化や、アカウントベースの高度なスコアリングができます。このほか、リードの属性・行動に基づきメールやランディングページのコンテンツを最適化する機能も搭載されています。同社が提供する様々なツールと連携させ、情報を一元管理することも可能です。

参考サイト:Account Engagement公式サイト

 

SFA

SFAとしておすすめのツールを3つご紹介します。

 

①Salesforce(セールスフォース)

Salesforce(セールスフォース)

世界No1シェアを誇るSFAです。CRMとしての機能も保有しています。豊富な機能と、Salesforceが展開するSFA以外の様々なプロダクトと連携ができるカスタマイズ性の高さが特徴です。セールス、マーケティング、カスタマーサポートなど様々な情報を一元管理できるようになります。

参考サイト:Salesforce公式サイト

 

②kintone(キントーン)

kintone(キントーン)

サイボウズが提供しているツールです。必要な業務システム(アプリ)を追加して運用していくシステムが特徴。SFAに求められる顧客管理・案件管理の機能はもちろん、交通費申請、日報管理、タイムカードといった業務に役立つものからお弁当注文アプリまで、様々なアプリが用意されています。アプリにはテンプレートがあり、そのまま使うことも可能です。

参考サイト:kintone公式サイト

 

③Mazrica Sales(マツリカセールス)

Mazrica Sales(マツリカセールス)

搭載されたAIが過去案件の受注確度、契約予定日、契約金額などを機械学習して、案件のリスク分析や類似案件をアドバイスしてくれます。また、写真やスクリーンショットなどの画像から文字データを認識して取り込む機能があり、手書きメモや名刺をスキャンで登録できます。カード形式の案件ボードで、各担当の進捗状況を一覧化して確認できるのも特徴です。

参考サイト:Mazrica Sales公式サイト

 

オンライン商談システム

オンライン商談システムとしておすすめのツールを2つご紹介します。

 

①Zoom

Zoom

1つの会議につき最大1,000名まで参加できるため、商談から研修、ウェビナーまで行えます。また、ユーザーの使用状況と使用量を追跡する機能もあります。Outlook、Gmailなどに直接スケジュールを追加できるため、予定が入っているかどうか、カレンダーで簡単に確認できます。無料から使うことができますが、複数人でのWeb会議は40分までといった制限があるため注意しましょう。

参考サイト:Zoom公式サイト

 

②Google meet

Google meet

Google Workspaceと統合されており、Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドから直接Web会議を始められるのが特徴です。プレミアム機能を使うと、最長24時間の通話や、録音・文字起こし、最大1,000名までの大規模会議が可能になります。1対1であれば24時間、3名以上が参加する場合は60分まで無料で使えます。

参考サイト:Google meet公式サイト

 

通話内容解析ツール

通話内容解析ツールとしておすすめのツールを2つご紹介します。

 

①Miitel(ミーテル)

Miitel(ミーテル)

全ての通話を自動録音・文字起こしできるツールです。本社、支社、在宅、どこでも同じ番号で受電・架電ができるため、在宅勤務でも使えます。また、オペレーターの発信数、着信数などを記録する機能も搭載。キーワード自動認識機能があり、NGワードを言っていないかの確認ができるなど、応答品質の管理・向上のための機能が備わっています。

参考サイト:MiiTel公式サイト

 

②amptalk(アンプトーク)

amptalk(アンプトーク)

電話や商談内容を記録・書き起こしして解析できるほか、Zoom・ Microsoft Teams・ Google Meetを使用するとSalesforce /HubSpotに書き起こしが自動入力されます。書き起こしは話者を分離できるため、誰が話したのかがひと目でわかります。このほか、「誰が何をどのくらい話したのか」が時系列に沿って可視化される機能やレポート機能など、多くの分析機能を備えているツールです。

参考サイト:amptalk公式サイト

 

まとめ

近年、オンラインでの営業活動が活発になったことで、様々な課題が生まれています。それに伴い様々なツールが開発されたことで、比較検討が難しくなりました。大は小をかねる、と機能豊富なツールを導入したら使いこなせず挫折するというケースも見られます。ツール選びに迷ったら、自社の状況・課題を確認して、目的に合った「相性」の良いツールを探してみてください。

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