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【2024年最新】MAツール比較10選|3つのタイプ別徹底解説

2024/10/12 (公開:2023/06/27)
【2024年最新】MAツール比較10選|3つのタイプ別徹底解説
『MAツール10選の比較表』をダウンロード

MA(マーケティングオートメーション)ツールを導入したいと考えても、どれを選べばいいのか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。最近では、多くのMAツールが登場し、便利な機能も増えています。
「効率化したい業務が多いから、カスタムしたいな」「機能が多い方が便利そう」と様々思案されていると思いますが、「自社に合うMAツールがどういうものなのか」を明確にせずに比較・選定を進めてしまうと、導入後に「実は自社には合わなかった」といった失敗に繋がるケースもあります。

本コラムでは、自社に合ったMAツールのタイプや選び方についてご紹介すると共に、数あるMAツールの中から厳選した10ツールについて、2024年最新の情報に沿って特徴を解説します。

 

 

★本記事の無料特典★

MAツールを3タイプにわけてわかりやすく比較・検討できる『MAツール10選・タイプ別比較表』をご用意しております。3つのMAツールタイプの中から自社に合う1つをまず見極めて頂いたうえで、各ツールの特徴、機能、料金といった詳細を知ることができ、効率的にMAツールを比較・検討することができます。成果に繋がるMAツール選びの第一歩として、ぜひ合わせてご参考いただけましたら幸いです。

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MAツール10選の比較表

3つのMAツールタイプの中から自社に合う1つをまず見極めたうえで、各ツールの特徴、機能、料金といった詳細を、比較表形式で知ることができます。

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MAツール(マーケティングオートメーションツール)とは?

MAツール(マーケティングオートメーションツール)とは、企業が営業やマーケティング活動で獲得した顧客情報を活用し、成約見込みの高い顧客を見つけ出し、かつ最終的に成約するまでに必要なアプローチ業務の一部を、管理・自動化・効率化するツールの総称です。

関連記事:MAツールとは?基礎知識から機能・事例までわかりやすく解説

 

 

比較する前に知っておきたい、MAツールの3つのタイプとは?

近年、多様化しているMAツールですが、それぞれ「どういった企業とマッチするのか?」という「相性」のようなものが存在します。弊社では、これまで14,000社以上の企業にMAツールを提供してきた経験から、MAツールをの3つのタイプにわけて考えています。
MAツールをひとつひとつ比較していく前に、まずは以下の3つのタイプ(「はじめてでも安心導入型」「シナリオ重視型」「多機能&CRM完全連携型」)の中から、ぜひ自社に合ったタイプを1つ選んでみましょう。相性を理解した上で、次章から具体的にツールを選定していくと、自社とマッチするMAツールを効率良く選定することができます。

MA3タイプとは

 

①はじめてでも安心導入型

はじめてでも安心導入型のMAツールは、「これからマーケティングに積極的に取り組んでいきたい」「マーケティングや営業の体制をこれから強化していく」といった企業におすすめです。中小企業もしくは、大企業の中にある少人数のチームなどによく導入されています。

機能やUIがシンプルで操作性が良く、マーケティングツールの導入や活用に不慣れな企業でも安心して活用できることが特徴です。また、導入後のサポートやコンサルティングも充実しているため、いまあるリードを活用し、最短で成果を出すことができるようになっています。

一方で、日本の企業が使いこなせるよう、複雑な設定や機能をあえて搭載していないツールもあり、数十万以上といった大量のリードの活用や、複雑な条件下での運用には向いていないことがあります。

 

 

②シナリオ重視型

シナリオ重視型のMAツールは、自社にマーケターが専任で在籍するなど「マーケティングの施策に集中して取り組める体制が整っている」「よりパーソナライズされた機能を駆使して、ナーチャリングを強化していきたい」という企業におすすめです。

通常の機能に+αの機能を搭載しているツールが多く、より柔軟性高く施策を打つことができます。既にWebマーケティングやイベントマーケティングに精通している企業であれば、いま以上に成果を伸ばすことが期待できるツールもあり、おすすめです。

一方で、内製で自立し使いこなしていくためには、コンテンツを安定して作成および管理できることや、設定難易度の高いスコアリングやシナリオといった機能の設定をする必要があるなど、リソースや専門性を求められることも多く、自社のチームのマーケティングレベルの成熟度をよく理解した上で、導入を検討する必要があるでしょう。

 

 

③多機能&CRM完全連携型

多機能&CRM完全連携型のMAツールは、豊富な機能が搭載されており、個別の開発にも対応できるなど、「自社の状況や条件に合わせて、細かな運用をしたい」という企業におすすめです。

外資系のMAベンダーが提供するツールが多くを占め、CRMやSFAとも完全に連携ができるため、もともとCRMやSFAを導入しており、それらのツールとの連携を重視する場合にも、適しているでしょう。

一方で日系のベンダーと比べて、ベンダーから提供される日本語でのわかりやすい解説や、サポートの手厚さについては劣ることがあり、導入から運用開始まで時間を要する場合がほとんどです。使いこなすには、マーケティングやITツールに関する一定の知見・体制はもちろん、成果が出るまでに時間がかかることに対して許容することが求められます。

MAツール10選の比較表

MAツール10選の比較表

この資料では、以下のことを紹介しています。 ✔ MAツール10選の比較表(特徴・機能・料金別) ✔ MAツールの3つのタイプ ✔ 自社に最適なMAツールの選び方

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MAツール徹底比較10選!MA3タイプ別に特徴を解説

3つのタイプの内、自社に合いそうなMAツールのタイプはありましたか?MAツールのタイプに見当を付けることができたら、以下の10ツールのMAツールの中から、関心のあるMAツールを選び詳細を見ていきましょう。

 

はじめてでも安心導入型のMAツールを比較

「はじめてでも安心導入型」に該当する3つのMAツールについて紹介します。

 

①BowNow

MAツールBowNow

BowNowは、国内シェアNo.1※のMAツールで、2024年7月時点の導入社数は14,000社を超えています。運用体制が小規模である企業や、ツールに不慣れな企業でも安心して導入・運用できるよう、「リーズナブルな価格」と「シンプルな操作性」にこだわり、開発・提供されています。価格設定も無料で利用できるフリープランからあること、導入後に約3か月間の無料カスタマーサクセスサポートが受けられることも魅力の一つです。

※出典:株式会社DataSign「DataSign Webサービス調査レポート 2024.7」

 

  内容
コンセプト 圧倒的な使いやすさで、働くに楽を
価格 初期費用:0円~
基本料金:フリー0円、スタンダード36,000円、以降のプランは上限リード数に合わせて提供
推奨の事業形態 法人対象にビジネスを行う企業
推奨の企業規模 中堅・中小企業
サポート体制 1to1サポート、勉強会、活用支援動画、技術支援、サポートサイト
※1to1サポート、技術支援はスタンダードプラン以上のみ

 

出典:BowNow公式サイト

BowNowについて詳しく見てみる

 

②List Finder

MAツール比較 List Finder

List Finderは、シンプルな機能と3万円台からはじめられる価格設定が魅力のMAツールです。2024年1月時点で1,800以上のアカウント発行実績があります。導入後の半年間は、専任のコンサルタントが支援してくれるのでサポート面も安心です。ターゲットリスト作成・取得に特化したツールで、地域、業界、企業規模、職種を指定し、精度の高いリストを提供しています。

 

  内容
コンセプト 誰でも、無理なく、簡単に
価格 初期費用:0円~
基本料金:フリー0円、ライト45,000円、スタンダード69,000円、プレミアム92,000円
推奨の事業形態 法人対象にビジネスを行う企業
推奨の企業規模 中堅・中小企業
サポート体制 勉強会、メール・電話、Web会議(プランによって、無償サポート時間の上限が異なる。ライトプランは、30分/1,500円)

 

出典:List Finder公式サイト

 

 

③Kairos3 Marketing

Kairos3 Marketing公式サイ
  ト

Kairos3 Marketingは、リード管理、メール配信、フォーム作成、スコアリングなどマーケティングに必要な基本機能を取りそろえており、幅広い運用ができるMAツールです。顧客の行動履歴やセミナーへの参加、メルマガの開封などあらゆるアクションを一元管理。ホットリードを自動抽出して、メール通知で知らせてくれるなど、マーケティングとセールスの効率アップを実現します。

  内容
コンセプト マーケティングをもっと身近にする
価格 初期費用:10,000円
基本料金:15,000円〜(従量課金性)
推奨の事業形態 法人対象にビジネスを行う企業
推奨の企業規模 中堅・中小企業
サポート体制 セミナー、サポートサイト、メール・電話、Web会議

 

出典:Kairos3 Marketing公式サイト

 

 

シナリオ重視型のMAツールを比較

「シナリオ重視型」に該当する3つのMAツールについて紹介します。

 

④SATORI

MAツール比較 SATORI

SATORIは、特定の情報を入手し、ターゲットリストを作成・取得することに特化したツールです。導入実績は1,500社以上を誇ります。公開データベースやプライベート情報源から収集・更新された、信頼性の高いデータを提供。IPアドレスなどから見込み顧客の企業名を確認してリスト化します。さらに、ポップアップやプッシュ通知、メール配信などニーズに合ったアプローチで、CV向上へとつなげます。

  内容
コンセプト 「匿名の見込み客」からも商談最大化
価格 初期費用:300,000円
基本料金:148,000円〜※その他オプション
推奨の事業形態 法人対象にビジネスを行う企業
推奨の企業規模 中堅・中小企業
サポート体制 ハンズオンセミナー、メール・電話、Web会議、サポートサイト、コミュニティ

 

出典:SATORI公式サイト

MAツール10選の比較表

MAツール10選の比較表

この資料では、以下のことを紹介しています。 ✔ MAツール10選の比較表(特徴・機能・料金別) ✔ MAツールの3つのタイプ ✔ 自社に最適なMAツールの選び方

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⑤SHANON MARKETING PLATFORM

MAツール比較 SHANON

デジタル・アナログ問わずリードの行動履歴が管理できる国産MAツールです。Webサイトの閲覧はもちろん、セミナーへの参加や大規模イベントへの来場などもまとめて記録可能。オフラインで接点があった顧客もカテゴライズし、自動でメール配信してくれるので、メールマーケティングも容易に実現できます。LPやアンケートフォームが自動作成できるのも魅力です。

  内容
コンセプト リード獲得から引き上げ・商談化まで支援
価格 初期費用:100,000円
基本料金:120,000円〜
推奨の事業形態 法人対象にビジネスを行う企業
推奨の企業規模 中堅・中小企業
サポート体制 セミナー、勉強会(システムトレーニング)、メール・電話、Web会議

 

出典:SHANON MARKETING PLATFORM公式サイト

 

 

 

⑥b→dash

b→dash 比較

b→dashは、独自のデータ分析技術を用いた施策の実行、継続的な施策改善などに力を入れた国産のMAツール。MA・BI・Web接客など、データマーケティングに必要な機能をすべてそろえたオールインワンで、ノーコードでデータの加工・統合ができる高い操作性が魅力です。現在、導入社数は1,000社を超えており、LINE連携やSNS配信など、マルチチャネルに対応している柔軟性も評価されています。

  内容
コンセプト データマーケティングをもっとスマートにする
価格 初期費用:500,000円
基本料金:300,000円〜
推奨の事業形態 法人対象にビジネスを行う企業
推奨の企業規模 大手企業・急成長ベンチャー
サポート体制 初期構築、施策分析提案、データ連携支援

 

出典:b→dash 公式サイト

 

 

多機能&CRM完全連携型のMAツールを比較

「多機能&CRM完全連携型」に該当する4つのMAツールについて紹介します。

 

⑦Account Engagement(旧Pardot)

Account Engagement(旧Pardot)公式サイト

Account Engagement(旧Pardot)は、SFAで世界トップシェアを誇るSalesforceのMAツールです。Salesforceの各種ツールと連携がスムーズで、高確度のスコアリング機能などBtoBに特化した機能が充実しています。カスタマイズ性、AI(Einstein)によるビジネスサポート、活発なユーザーコミュニティが強みです。

  内容
コンセプト CRMと連携したMAで営業活動効率化
価格 初期費用:0円
基本料金:1500,000円~
推奨の事業形態 法人対象にビジネスを行う企業
推奨の企業規模 大手・中堅企業
サポート体制 メールや電話などの有人サポートは有償、サポートサイトはあり

 

出典:Account Engagement(旧Pardot)公式サイト

MAツール10選の比較表

MAツール10選の比較表

この資料では、以下のことを紹介しています。 ✔ MAツール10選の比較表(特徴・機能・料金別) ✔ MAツールの3つのタイプ ✔ 自社に最適なMAツールの選び方

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⑧HubSpot

MAツール比較 HubSpot

HubSpotは、いくつかのツールと組み合わせられる統合型のMAプラットフォームです。価値のあるコンテンツを提供し、顧客の自発的な行動につなげる「インバウンドマーケティング」に強いのが特徴。インターフェースは直感的で、スマートフォンでもスムーズに操作可能です。無料プランでもフォーム、LP(ランディングページ)作成ができ、有償プランも良心的な料金形態で導入しやすくなっています。

  内容
コンセプト インバウンドマーケティングの実践
価格 初期費用:0円
基本料金:フリー0円、Starter1,800円〜、Professional106,800円〜、Enterprise432,000円〜
推奨の事業形態 法人対象にビジネスを行う企業
推奨の企業規模 大手・中堅・中小企業
サポート体制 メールや電話などの有人サポートは有料プランから、サポートサイト、コミュニティあり

 

出典:HubSpot公式サイト

 

 

⑨Adobe Marketo Engage

Adobe Marketo Engage 公式サイト

Adobe Marketo Engageの強みは、高度なリードナーチャリング、柔軟な拡張性、詳細なマーケティング分析、そしてAdobeアプリ群とのスムーズな連携です。顧客のアクションをデータ収集し、パーソナライズされたコンテンツ配信で、長期的なコミュニケーションを構築。CRMやイベント管理、CMSなどさまざまなアプリケーションと連携し、データを一元化します。

  内容
コンセプト 複雑な購買体験をスムーズにする
価格 非公開
推奨の事業形態 法人対象にビジネスを行う企業、個人対象にビジネスを行う企業
推奨の企業規模 大手・中堅企業
サポート体制 オンラインサポート、そのほか有償サポートあり

 

出典:Adobe Marketo Engage公式サイト

 

 

⑩ORACLE MARKETING CLOUD

MAツール比較 ORACLEMARKETINGCLOUD

 

ターゲットを絞ったクロスチャネル・マーケティング・キャンペーンを作成することで、リードを創出する活動を最適化し、見込み客とのコミュニケーションをパーソナライズで構築します。リアルタイムのデータ分析によって、購入者との関係を構築、変換、発展させて売り上げを伸ばすことができるMAツールです。

 

  内容
コンセプト パーソナライズで、顧客との全てのやりとりを意味のあるものに
価格 非公開
推奨の事業形態 法人対象にビジネスを行う企業
推奨の企業規模 大手・中堅企業
サポート体制 非公開

 

出典:ORACLE MARKETING CLOUD公式サイト

 

 

MAツール選びのコツ

最後に、MAツール選びに役立つコツを大きく4つご紹介します。

①目的に合わせ、機能の重要度を明確にする

MAツールは、スコアリングやシナリオ設計などによる「自動化」を得意とするものもあれば、シンプルな機能と安価な料金設定で「導入しやすさ」をウリにしているものもあり、その特徴はさまざまです。そのため、 自社の課題を明確にして、求める機能の優先度を確認すると選びやすくなります。

たとえば、マーケティング部門を立ち上げたばかりなら、わかりやすさを重視したツールがおすすめです。現状の保有情報だけで成果が出るように、シンプルな機能を選ぶとよいでしょう。できるだけ目的を掘り下げて、課題要因を細分化することで、必要な機能の重要度がわかります。

関連記事:MA(マーケティングオートメーション)ツールの選び方

 

 

②デモやトライアルを活用して実際の使用感を確かめる

「多くのコストがかかりそう」「デジタルに弱いから難しそう」など、MAツール導入に迷っている場合はデモやトライアルを体験してみましょう。

事前に機能や操作性を確認することで、導入失敗のリスクが防げます。実際に運用してみると、思っていたより簡単に操作できたと感じるかもしれません。想定していた活用法とは違う使い方を思いつくこともあります。ツールの比較検討もしやすくなるので、気軽にトライしてみましょう。

 

 

③ユーザーレビューや評価を参考にする

MAツールには多くの種類があり、それぞれに特徴があります。選定前には、ユーザーレビューや口コミを調べることで、実際の使用感や利用者の評価がわかります。口コミは広告のようにいいところだけでなく、ネガティブなことも書かれているので、よりリアルに導入後をイメージできるでしょう。

 

 

④ツール提供元の信頼性や安定性を確認する

ツール提供元の信頼性・安定性を確認することも、事前にチェックしておきたいポイントです。ツールを提供するベンダー企業の組織体制が不安定だと品質低下につながったり、十分なサポートが受けられなかったり、さまざまな不具合が起きる可能性もあります。人手不足や担当者が知識不足では、プロ視点の提案も期待できません。

企業の規模や知名度だけにとらわれず、自社のパートナーとして力になってくれるベンダーを選ぶことが大切です。

 

 

まとめ 自社に最適なMAツールを選ぶために

MAツールの選定に大切なのは、自社に適したツールを選ぶことです。そのためには、「自社が解決したい課題」以外にも、「MAツールの運用体制」「運用するメンバーのマーケティングスキル・業務の習熟度」「どのくらいの予算を用意できるのか、また採算がとれそうであるのか」など、まずは社内の利用環境を確認して、その上で必要な機能をもつツールを選びましょう。

また、機能的に優れたツールでも、使いやすくなければ社員は利用してくれません。マーケティングだけでなく、営業やカスタマーサクセスなど複数の部署で活用する場合は、操作性のよさが重要になります。無料トライアルがある場合は、積極的に利用して自社に向いているかどうかチェックしてみることもおすすめです。

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