導入初年度のリード獲得数が前年比151%に!インバウンド増加の手ごたえを実感|リンクウィズ株式会社様
MAツール「BowNow(バウナウ)」の導入事例を紹介します。この記事ではリンクウィズ株式会社の藤木将人様に、導入前の課題やBowNowを選定いただいた理由、導入後の変化などについてお話を伺いました。
リンクウィズ株式会社様
- 業種
- 産業用ロボット向け制御ソフトウェアソリューション(品質管理、トレーサビリティ、DX化)の開発・提供
- 導入商材
- BowNow
サマリー
- CRMで顧客情報を管理していたが、うまく営業活動に活用できておらず、社内ではインバウンドでリードを獲得するという概念自体もなかった。その状況を打開するため、BowNow含め4社のMAツールを検討。セミナーで聞いたBowNowのコンセプトが決め手となり、導入を決定する。
- 導入後は、BowNowによるメルマガ配信と、コンテンツ制作を並行して実施したところ、リードの獲得数がトータルで前年比151%に達した。今後はより質を重視した精度の高いリードナーチャリング(見込み顧客の育成)を実現したいと考えている。
目次
事業内容
リンクウィズ株式会社様は、製造業で使われる「産業用ロボット」向けの制御ソフトウェアを開発・提供されています。従来の産業用ロボットは、教えられた動きを繰り返すような作業しかできませんでしたが、3Dスキャナと自社開発のソフトウェアを組み合わせることで、対象物の形状や位置に合わせた加工動作や、作業の自律化を実現しています。
導入前の課題
- CRMで顧客管理を行っていたが、営業活動に活用できていなかった
- インバウンドでリードの獲得を目指したい
ーBowNowの導入前の課題について教えてください。
すでに導入していたセールスフォースで、顧客や名刺情報を管理していたのですが、営業活動にうまく活用できていませんでした。もともと社内には、メルマガ配信やコンテンツの提供を通して、インバウンドのリードを獲得しようという概念自体もありませんでした。
それまでは、どのようにして顧客を獲得されていたのでしょうか?
以前は、展示会や商社からの紹介を中心に、顧客を獲得していました。
展示会で、弊社の技術や製品についてPRし、そこで知ってくださったお客様からご縁をいただいたり、展示会が終わった後も「この技術はこういう場面で使えますか」と問い合わせいただくかたちで、商談や成約に繋げていました。
BowNow選定の理由
- 『使いづらい「シナリオ」と「スコアリング」という機能をあえて省いたMA』というBowNowのコンセプトが導入の決め手に
- 高機能すぎず、自社の保有リード数や製品数に合っていた
―BowNowを選んでいただいた理由について教えてください。
導入前にセミナーへ伺ったとき、説明がとてもわかりやすかったことが印象に残っています。そのときに、「MAにおいて『シナリオ』と『スコアリング』が、一番使われていない機能です。BowNowは、あえてその2つの機能を省いたMAです。」というコンセプトを聞いて、それが導入の決め手になりました。
それと、UI(ユーザーインターフェース)がとてもシンプルで、「これなら使えそうだな」と感じたことも選定理由のひとつです。
―他社のMAツールも比較検討されましたか?
セールスフォースのMAツールと、そのほかに2社ほど検討しました。ですが、どれも高機能すぎるなと感じていました。自社の保有リード数や製品数からみても、BowNowが身の丈にあったMAツールだと思いました。
施策
- メルマガ配信による、リードとの接点の最大化
- 「製品パンフレット」や「ホワイトペーパー」「マンガ」などのコンテンツを新規制作
- 出展した展示会の来場者に向けた、お礼メールの配信
―BowNow導入後にどのような施策を行いましたか?
BowNowによるメルマガ配信と、コンテンツ制作を並行して実施しています。「製品パンフレット」「ホワイトペーパー」「マンガ」などのコンテンツを新規制作し、Webサイトに掲載することで、サイトに訪問するユーザーとの接点を増やしました。
また合わせて、CRMで管理していたリードに対しても、自社サービスの検討度を高める目的で、BowNowのメルマガ配信を活用して定期的にコンテンツを提供しています。
直近は、月2回程度、サイト内のコラムに誘導するメルマガをBowNowで配信し、そこからホワイトペーパーなどのダウンロードを促進しています。
他にも、出展した展示会のアフターフォローとして、来場者へのお礼メールの配信や、保有リードに向けた展示会への出展報告にも、BowNowを活用しています。
BowNowを活用した成果
- 導入初年度にインバウンドでのリード獲得数が前年比151%に
―BowNow導入後の成果について教えてください。
いままでは展示会に出展したり、Webサイトで問い合わせを受ける程度でしたが、BowNowによるメルマガ配信やコンテンツ制作を開始したところ、さまざまなCV(コンバージョン)を獲得できるようになりました。 具体的な数値でいうと、導入した初年度はトータルでリードの獲得数が前年比151%になりました。
また、展示会の来場者に対するお礼メールについても、以前は「メールには、できるだけ多くの情報を掲載した方がいい」と考えていました。
しかし、BowNowのCSチームの方々から、「お礼メールで伝えるトピックは、あえて一つに絞った方が訴求できる」「来場者の社名ではなく本名を記載した方が、1to1感が出て開封してもらいやすくなる」といったアドバイスをいただき、それに基づいて配信を行ったところ、これまでにないような大きな反響がありました。
行った施策による成果にも非常に驚いておりますが、このようにCSの方々が親身になってサポートしてくださることで、自分のこれまでの思い込みを払拭し、考えをアップデートできているという点でも、BowNowを導入した良さを感じています。
今後の展望
- 見込み顧客の属性に合わせたメール配信を行い、精度の高いリードナーチャリングを実現したい
―今後の展望をお聞かせください。
これまでは成果が出ているものの、「BowNow=メール配信ツール」として活用する場面が多く、「数打てば当たる」という考えでとにかく大量のリードにメール配信をしていました。 しかし今後は「最大化」よりも「最適化」を目指して、効率的に商談や受注につなげていきたいと考えています。
また、2023年12月から精密板金加工業を主なターゲットとして、その業種に特化したサービスを開発し提供しています。 それに伴い、特設サイト(リンクウィズのL-ROBOT 板金溶接パッケージ)をリリースしましたので、顧客の属性に合わせたメルマガを配信することで、量より質のリードナーチャリングに取り組みたいと考えています。
質の高いリードナーチャリングを実践していくために、今年からBowNowのプレミアムプランにも加入しており、施策の企画や実施において、CSチームの方々に蜜にフォローいただいています。
1人でメルマガの配信内容や頻度を考えていると、どうしてもマンネリ化してしまい、得られる効果や成果もマンネリ化してしまいやすいと思います。そういったマンネリや思い込みを、プレミアムプランの導入で払拭できていることは、大変大きな変化だと感じています。
今後は、さらにCSチームの方々の協力を仰ぎながら、より成果をあげていきたいと思っていますし、逆説的ですが今後弊社が大きくなって「BowNowでは、どうしても機能が足りないから卒業します!」と言わせていただくのが、現在の目標です。
お客様の声
BowNowは、初心者向けのMAツールとしてとても使いやすいと思います。はじめてのMAやメルマガ施策であれば、BowNowからはじめることをおすすめします。
カスタマーサクセスチームの担当者も、親身になってくれる方ばかりなのでいつも助かっていますし、安心してMAツールの活用を始められると思います。
MAツールの選定にお困りではないですか?
BowNowは、2015年のリリース以降、中小BtoB企業を中心に多くのお客さまのお悩みに寄り添ってきました。
当社にお問い合わせいただくお客さまの多くが
・MAツールが何のためのツールなのかイマイチよく分かっていない
・MAツールの種類が多すぎて自社に最適なMAツールが分からない
・自社でMAツールを導入すべきタイミングなのかが分からない
のように「そもそもMAツールって何ができるの?」という検討の入り口で悩まれています。
BowNowは、日本の中小BtoB企業でも使いこなせるMAツールとして、「シンプル」「低コスト」「使いこなせる」をコンセプトに開発されたMAツールです。 まだ検討の入り口でお悩みのご担当者さまもお気軽に当社にご相談ください。
BowNowを簡単&まとめて知れる資料はこちら(概要・機能・料金を紹介)
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カスタマーサクセス担当者:山中柊弥