メルマガ配信ができるツールおすすめ12選!機能・無料プランも解説
メルマガ配信ツールとは、一斉メール配信を効率的におこなえるツールのこと。専門知識は不要で、画像などを盛り込んだデザイン性の高いHTMLメール、スマホやパソコンさまざまなデバイスに対応できるレスポンシブなメールが、簡単な操作で作れるものが多いです。
近年SNSマーケティングが台頭したことで存在感こそ弱まっているものの、メルマガ配信はまだまだデジタルマーケティング手法の中心にあります。そのためメール配信ツールの導入を検討している方も多いものの、「どんな機能があるの?」「導入するメリットは?」などと迷っている方も多いかもしれません。
従来型のアプローチとして、テレアポによるプッシュ型の営業やダイレクトメールなどをおこなっている企業も、メルマガ運用を考えている企業は少なくないのではないでしょうか。ただ知識や経験のある人員がいない場合、なかなか導入に踏み切れないことも。
本記事では、メルマガ配信ツールでできること、無料ツールをはじめとするおすすめのメルマガ配信ツールや、後半ではMAツールを使ったメルマガ配信についてもご紹介します。ぜひ自社にピッタリのメルマガ配信ツール選びにお役立てください。
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まとめてわかるマーケティングオートメーションとBowNow
マーケティングオートメーションとMA国内シェアNo.1※「BowNow(バウナウ)」のことが、3分でまとめてわかる基本資料です。MAやBowNowの概要、機能、事例4選について紹介しています。
目次
メルマガ配信ツールとは?
メルマガ配信ツールとは、効率的に一斉メール配信をおこなうツールです。たとえば、ECサイトで注文完了のタイミングにサンクスメールを配信したり、BtoBで新製品の発売を既存顧客に周知したりと、目的や用途は多岐に渡ります。
たとえば、新規顧客に対する販売促進・フォローや、既存顧客に対する育成などをおこなう目的でツールを活用すれば、目的やターゲットを絞ってアプローチすることが可能です。なかには工程が複雑になりがちなステップメールも、自動で送信できるツールもあります。
メルマガ配信ツールは、ハードウェアを自社内に導入して運用する「オンプレミス型」と、月額料金を支払ってベンダー側が用意するクラウドを利用する「SaaS型」に分かれ、近年はブラウザで完結するクラウドサービスも増え利便性も高まってきました。
さらに、個人が利用するものから、企業が実施するメールマーケティングまで、目的にあわせて機能や料金体制もさまざまなツールがあります。
メルマガ配信ツールでできること
では、メルマガ配信ツールを使うとどのようなことができるのでしょうか。ここでは5つの具体的な機能についてお伝えします。
リストを管理できる
メルマガ配信ツールを使うことで、配信先のリストを社内で一元管理できます。社内に散在するさまざまな情報をメルマガ配信ツールに集約することで、社内の情報をひとまとめにして管理できるのも大きなメリットです。
またビジネスで運用していくなかでは、登録者数が増えていくことも加味し、ツールを導入することで登録・退会・アドレス変更などの対応を自動でおこなえるようにする必要も出てくるでしょう。なかには配信内容によって、配信するリストをセグメントできるメルマガ配信ツールもあります。
HTMLメールを作成できる
メルマガ配信ツールを使えば、画像や動画などを配置して、デザイン性が高いHTMLメールの作成が可能です。テキストのみのメールと比べて、クリックしてほしいリンクを目立たせたり動線をわかりやすくでき、訴求力の高いHTMLメールを作成することができます。
HTMLメールの作成には、HTMLソースを書くための知識が必要ですが、メルマガ配信ツールでは専門知識がなくても直感的な操作でHTMLメールの作成が可能なものが多いです。
メールの大量配信や一斉配信が可能
メルマガ配信ツールを使えば、数百件や数千件のアドレスに対して一斉配信が可能です。
また大量配信の場合でも、メールの件名・本文に、受信するユーザーの名前や企業名などを自動で挿入できます。パーソナライズされた情報が届くことで、読者に親近感や安心感を与えるとともに、ユーザーの個人名や社名などは目につきやすいことから開封率の向上が期待できます。
メールの予約配信ができる
メルマガ配信ツールでは、メールの予約配信が可能です。予約しておくことで、配信忘れを防ぎ、確実にメールを配信することができます。配信するターゲットに合わせた時間帯に設定することで、開封率の向上が見込めるのもメリットです。
また顧客の現在の状況に合わせてフォローアップメールを配信する「ステップメール」の配信も、ツールを使えば簡単におこなうことができます。一人ひとりのユーザーに対して、設定したシナリオに沿ってメールを配信するのは手間も時間もかかりますが、配信ツールを活用することですべての工程を自動化できます。
配信結果を分析できる
メルマガ配信ツールのなかには、メール配信後に、ユーザーの行動ログを分析する機能があるツールもあります。
たとえば、開封したか、メール内のリンクをクリックしたか、そこからどのくらいの数のコンバージョンがあったか、など。さらに、これらの数値を日別・時間帯別・セグメント別にグラフ化できたり、どのユーザーがいつ開封したといった詳細なデータを取得できたり、ツールによってできることは異なります。
これらのログは、的確なタイミングでアプローチするうえで重要なデータとなります。また、未到達リストの識別も可能で、メルマガ運用をより効率化できます。
メルマガ配信ツールおすすめ6選
ここでは、おすすめのメルマガ配信ツールを6つ紹介します。機能・料金・使用感などの面からご紹介しますので、ぜひ選定のヒントにお役立てください。
blastmail(ブラストメール)
「blastmail(ブラストメール)」は、圧倒的な配信スピードを誇る、コストパフォーマンスの高いメルマガ配信ツールです。また充実した機能に対して初心者でも使いやすい操作性から、幅広い業界から2万社以上に導入され、シェア数は13年連続1位を獲得しています。
最安のLightプランは、登録アドレス5000件まで使えて月額4,000円と非常にコストパフォーマンスが高いのが特徴です。いずれのプランもサポート体制も手厚いため、初めてメルマガ配信をおこなう方や、コストを抑えて運営したい方におすすめのツールといえます。
参考サイト:ブラストメール 公式サイト
まぐまぐ!
「まぐまぐ!」は、情報を発信したい人・情報を知りたい人をつなぐ、無料メルマガ配信ツールです。ただし、同サービスでは自社リストへの配信はできず、まぐまぐに登録済みのユーザーに対する配信となるため、新規顧客層に対する認知拡大に役立つツールといえます。
導入コストや管理費は一切かからないものの、サポートセンターの利用も可能で、気軽に配信活動をはじめることができます。日本最大級のメルマガポータルのため利用者数も多く、集客や新規獲得に悩みを抱えている企業にはぴったりです。
参考サイト:まぐまぐ! 公式サイト
配配メール(ハイハイメール)
「配配メール」は、情報を提供するのはもちろん、商談獲得などを目的としたメールマーケティングに活用できる、多機能なメルマガ配信ツールです。2007年のサービス開始から、現在は1万社を超える企業に利用されています。
初心者でも簡単にHTMLメールが作成できる操作感で、テンプレートも豊富。また独自の効果測定システムで簡単にメルマガの分析ができ、メルマガ配信から売上を創出したい企業にぴったりです。月に何件配信しても料金は一律で、専属担当者が企業ごとにぴったりのプランを提案してくれます。
参考サイト:配配メール 公式サイト
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まとめてわかるマーケティングオートメーションとBowNow
この資料では、以下のことを紹介しています。 ✔ マーケティングオートメーション(MA)とは ✔ BowNow(バウナウ)とは ✔ BowNowの特徴3つ✔ BowNowの導入実績と事例4選
WiLL Mail(ウィルメール)
「WiLL Mail」では、専門知識不要・ノーコードで、レスポンシブ対応のHTMLメールが作成可能です。無料体験もでき、プランは月額4,000円〜。継続利用率99%という高い数字からも人気がうかがえます。
同サービスの特徴は、その月の送信数に応じて、月毎に契約プランを変更できること。また月額10,000円〜のプレミアムプランでは、ヒートマップをはじめとする分析機能のほか、ステップメールやセグメントメールなど、メールマーケティングに欠かせない機能がそろっています。
参考サイト:WiLLMail 公式サイト
オレンジメール
「オレンジメール」は、初心者向けのわかりやすいメルマガ配信ツール。登録者数が100名までならなんと半年間無料で使えるプランも用意されています。最小プランは登録者数2,000人まで月額2,980円〜と安価で、いずれのプランも30日間は無料体験が可能です。
動画マニュアルも揃っており、導入からわずか10分で配信できる手軽さも魅力。関心の高い読者を識別し個別にメールを送れたり、コンテンツの効果測定がおこなえるABテスト機能があったりと、メールマーケティングの精度を高めたい方におすすめのツールです。
参考サイト:オレンジメール 公式サイト
Cuenote FC(キューノートエフシー)
「Cuenote FC」は、業界のなかでも指折りの配信速度と、操作画面のシンプルなデザイン設計が特徴のメルマガ配信ツールです。初期費用3万円〜、月額5,000円〜の料金プランはいずれも最低6ヶ月契約が必要で、それなりにコストはかかってきますが、素早く大量に送信したい企業にとっては打ってつけのツールです。
とくにECサイトなどでクーポンを発行したり、カートに残っている商品をリマインドしたりするような、ECで役立つ機能が多く搭載されています。ECサイトの運営で成果を上げたい方や、コストを投じて運営を効率化したい大企業などにおすすめのツールです。
参考サイト:Cuenote|ユミルリンク
メルマガ配信だけじゃない!マーケティングに便利な機能が揃うMAツールとは?
メルマガ配信は、MA(マーケティング・オートメーション)ツールでもできることはご存知でしょうか?
メルマガは、メールマーケティングの代表的な手法のひとつですが、ただ送っているだけではなかなか成果を感じられない、なんてことも…。一方で、MAツールを使ったメルマガ配信で効果測定をおこない、成果をあげるとともにビジネスを成長させている企業も多くあります。ここでは、メルマガ配信におけるMAツールの活用方法と、自社に最適なMAツールの選び方をご紹介します。
MAツールでできること
メルマガ配信ツールは、メールマガジンやメールを配信することに特化したツールで、メール配信に関するさまざまな機能を備えています。
対してMAツールは、マーケティング全般に関する業務をカバーしており、メルマガ配信はすべての機能のうちのひとつです。アドレスを登録するだけではなく、アドレスに紐づけて顧客情報を登録できるため、顧客の属性ごとにターゲットメールの配信ができます。
これらのメールは、顧客が開封したか・リンクをクリックしたか・Webサイト上でどのような行動をとったか、といった行動ログを蓄積することが可能です。さらにMA上のデータは、SFA(営業支援)・CRM(顧客管理)ツールなどとも連携ができるため、営業活動とも連携し社内全体の業務効率化をはかるうえでも役立ちます。
またMAツールでは、お問い合わせフォームを作成したり、プッシュ通知を表示させたり、効果測定のABテストを実施したりと、メール配信以外のマーケティング業務も包括的にカバーできます。MAツールでメルマガ配信をおこなえば、集客や見込客のナーチャリングだけでなく、直接売上につながるWebマーケティング・営業活動としてのメルマガ配信が可能なのです。
自社に最適なMAツールの選び方
ひとえにMAツールといっても、初心者でも導入しやすいもの、シナリオなどより高度な自動化ができるもの、その他の専門的な機能に特化したものなど、ツールごとにさまざまな特長を持っています。それ故に、「高機能だから選んだけれど自社には使いこなせなかった…」ということも少なくありません。
はじめにツールを選ぶ際は、同じ業界や規模が近い会社の事例なども参考にすると、イメージしやすいはずです。また、ユーザーレビューや口コミサイトなどを利用して、使用感やデメリットなども想定しておきましょう。
ある程度選定できたら、無料トライアルやデモなどを通して実際に操作してみるのがおすすめです。使っていくなかでわからないことがでてきたら、ベンダーのサポートを利用してみることで、しっかりとした支援体制があるかを確認することもできます。
MAツールおすすめ6選
MAツールは、無料から使える初心者向けのツール、シナリオを重視するツール、高機能な専門的ツールなど、さまざまな種類があります。ここでは、目的にあったMAツールが見つけられるヒントとして、6つのツールをご紹介します。
BowNow(バウナウ)
「BowNow」は、14,000社以上が導入する日本国内シェアNo.1※のMAツールです。メールマーケティングの知識・経験のない会社や、事業規模の小さい企業にも導入しやすい安価な料金設定で、初心者でも簡単に操作できるのが特長。「はじめてでも安心導入型」のツールです。
完全無料のフリープランから試すことができ、導入後は1to1の支援や3ヶ月無料のカスタマーサクセス支援など、成果に向かって伴走する手厚いサポート体制も魅力です。簡易CRM機能なども標準機能になっているため、他社に比べてスモールスタートがしやすい点もメリットといえます。
※出典:株式会社DataSign「DataSign Webサービス調査レポート 2024.1」
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まとめてわかるマーケティングオートメーションとBowNow
この資料では、以下のことを紹介しています。 ✔ マーケティングオートメーション(MA)とは ✔ BowNow(バウナウ)とは ✔ BowNowの特徴3つ✔ BowNowの導入実績と事例4選
List Finder(リストファインダー)
「List Finder」は、BtoB企業が本当に必要な機能に特化したMAツールです。メール配信はもちろん、オプションをつければフォーム作成、セミナーの管理やスコアリング、名刺ソフトとの連携や、PDFのログ解析など、BtoBで必要な各機能がつまったツールとなっています。
無料で使えるフリープラン・有料プランも月額3万円台と比較的リーズナブルで、「はじめてでも安心導入型」のMAツールです。導入後半年間は専任コンサルタントがサポートしてくれるため、ノウハウやリソースのない企業でも安心して導入できるでしょう。
SATORI(サトリ)
「SATORI」は、個人情報をまだ入力していない匿名ユーザーから商談を生み出す「アンノウンマーケティング」を強みとするMAツールです。1,500社以上の導入実績があり、公開データベースやプライベート情報源から収集・更新された、信頼性の高いデータを提供しています。
DSP広告の連携も可能。プッシュ通知、ポップアップ機能、メール配信など、ユーザーニーズに最適なアプローチ方法でCVへつなげる「シナリオ重視型」のツールです。
SHANON MARKETING PLATFORM(シャノン)
展示会や、イベントの受付管理システムの開発から始まった「シャノン」は、ツールにもその意思が反映されています。オフラインでのマーケティング、たとえばセミナーやイベントを実施する際に必要になる受付・告知・問い合わせ対応をすべてシステム上で管理することが可能です。
リアルマーケティングの効率化に強みを持っており、マーケティング活動をまとめて管理してくれるだけでなく、広告・CRM・SNSとの連携もできます。顧客の一連の流れを包括的に管理できる「シナリオ重視型」ツールといえるでしょう。
Account Engagement(旧Pardot)
「Account engagement(旧Pardot)」は、マーケティング活動をより効果的にする、高機能なMAツールで、「顧客のビジネスの成長に直接貢献すること」を目標としています。確度の高い見込客を育成し、狙いを定めて販促をおこなうのはもちろん、営業活動まで幅広くサポートします。
位置付けとしては、SFAやCRMツールとのシームレスな連携を追及している「多機能&CRM連携型」ツールといえるでしょう。営業部門とより関係を強固にして成果を発揮していきたい、とくにすでにSales Cloudを導入している企業にはぴったりのツールです。
Hubspot(ハブスポット)
「HubSpot」は、コンテンツでリードを獲得し購買へつなげる強みを持つMAツールで、エンドユーザーの体験に重きを置いているのも大きな特長です。同社のCRM・SFAとの連携はもちろん、LPやブログといったコンテンツ作成機能も充実しており、「多機能&CRM連携型」のツールといえます。
SEOに関するアドバイスもリアルタイムで得られるのも魅力的で、検索エンジン上位表示に課題を抱えている企業にもおすすめ。非常に多機能ながら、比較的安価にスタートできるところも導入しやすいポイントとなっています。
参考サイト:HubSpot 公式サイト
まとめ
メルマガ配信ツールと、メルマガ配信ができるMAツールについて解説しました。
ツールを選ぶ際、ついコストに目が行ってしまったり、有名なツール・機能の多いツールを選んだりしてしまいがちです。しかしツールを選ぶうえでは、自社の目的を明確にし、その目的に対して適切なツールを見極めることが重要です。
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この資料でこんなことがわかります!・マーケティングオートメーション(MA)とは ・BowNow(バウナウ)とは ・BowNowの特徴3つ・BowNowの導入実績と事例4選
監修者
クラウドサーカス株式会社 石本祥子
新卒でコンサルティング会社に営業職として入社。3年で営業所長代理を経験後、ベンチャー企業を経て、クラウドサーカス社にマーケティング職として入社。
営業とマーケティング、いずれの経験もあることを活かし、クラウドサーカス社が提供しているMAツール『BowNow』において、マーケティングと営業に関するメディアの監修を含む、Webマーケティングの全域を担当している。