【2025年最新】営業ツールおすすめ11選!選定のポイントと導入効果も解説

営業ツールとは、営業活動や顧客管理を効率化し、成果を最大化するために開発されたツールのことです。例えば、CRMやSFA、MA、名刺管理ツールなどがあります。営業ツールは多種多様なものがあり、どのツールを選ぶべきか、どのように導入し活用するかで悩む人も多いのではないでしょうか?
本記事では、CRMとは?SFAとは?といった基礎から営業ツールの種類や特徴を詳しく紹介します。また、営業ツールの使い分け方やおすすめツールも解説。あなたの営業活動に最適なツール選びをサポートします。
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目次
営業ツールとは?導入の効果と重要性
営業ツールとは、日々の営業活動を効率化するためのさまざまなシステムやソフトウェアのことです。例えば、顧客情報を管理したり、営業の進捗状況を把握したり、ナーチャリング(見込み客の育成)活動を自動化したりするツールがあります。
営業活動には、しばしば時間や人手がかかる作業が伴います。顧客情報が分散管理され、営業プロセスの可視化が難しい、手間がかかると感じたことはありませんか?また、営業活動で顧客のニーズをもっと的確に把握できたら……と思った経験がある人も多いでしょう。こうした課題は、多くの営業担当者が直面する共通の悩みです。営業ツールはこうした問題を解決するために活用されます。例えば、営業ツールの活用により、次のようなメリットが期待できます。
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顧客情報や商談の進捗を一元管理することで、情報を探す手間や、書類作成の手間を省けますし、顧客の購買履歴や興味関心を分析することで、顧客一人ひとりのニーズを的確に捉えることも可能です。例えば、顧客が過去に購入した商品や、ウェブサイトで閲覧した情報などを把握し、最適な商品やサービスを提案できます。さらに、営業活動のデータを分析することで、効果的な営業戦略を立てることもできます。どの営業手法が最も効果的かをデータで確認し、改善につなげられます。
多くの営業担当者は、顧客と対面する以上の時間を、資料作成やデータ入力、報告書作成といった雑務に使用しています。営業ツールを使うことで、これらの雑務を効率化し、より多くの時間を顧客とのコミュニケーションに使えるようになり、結果として、商談数の増加、成約率の向上、案件単価の増加、そして営業活動全体の効率アップにつながります。
営業ツールの種類と特徴
営業活動を効率化するためのツールは多数存在します。ツールごとに機能が異なるため、どういった機能を求めているのかを見分けて導入することが大切です。ここでは、主要な営業ツールについて説明します。
【CRM】顧客管理を効率化・関係強化
CRM(顧客関係管理)は、顧客情報を一元管理し、顧客との関係を深めるためのツールです。
代表的な機能 |
①顧客管理・案件管理 ②コミュニケーション履歴管理 ③データ分析 |
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活用のメリット |
顧客に関するさまざまな情報を一元管理し、営業担当者だけでなく、マーケティング担当者やカスタマーサポート担当者など、組織全体で情報を共有できるようになります。これにより、顧客一人ひとりに合わせたきめ細やかな対応が可能になるほか、過去のデータ分析に基づいた営業戦略の立案もできます。 顧客の問い合わせ履歴や過去の購入履歴などを参照することで、顧客のニーズを的確に把握し、よりパーソナライズされたサービスを提供できます。各担当者の活動状況や、チーム全体の成果を可視化でき、業務の効率化や改善につなげられます。 |
こんな課題におすすめ |
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【MA】見込み客の獲得と育成が得意
MA(マーケティングオートメーション)は、マーケティング活動を自動化し、見込み客を効果的に獲得・育成するためのツールです。顧客の確度が分析でき、より収益性の高い営業活動に集中できる環境を整えます。
代表的な機能 |
①顧客管理・アクセス解析 ②リードスコアリング ③自動メールフォローアップ機能 |
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活用のメリット |
見込み客の行動データから、興味関心の高さや適切な接触タイミングを把握できます。 |
こんな課題におすすめ |
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【SFA】営業活動を支援
SFA(営業支援システム)は、営業プロセスを標準化し、進捗を可視化することで、営業担当者の働きを支援するツールです。
代表的な機能 |
①営業活動全般を管理 ②顧客情報の一元管理 ③データに基づいた戦略立案 |
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活用のメリット |
ダッシュボードでリアルタイムの状況把握が可能です。課題発見や迅速な意思決定に役立ちます。 |
こんな課題におすすめ |
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【DSRツール】商談資料や顧客情報を一元管理
DSR(デジタル営業資料管理)は、商談に必要な資料や顧客情報を整理し、必要な時に即座にアクセスできる環境を提供するツールです。これにより、商談の準備と実行がスムーズになり、営業効率を向上させます。
代表的な機能 |
①資料の一元管理 ②顧客情報の即時参照 ③モバイル対応 |
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活用のメリット |
資料を一元管理することで、商談前の資料準備が効率化され、時間を有効に活用できます。 |
こんな課題におすすめ |
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【名刺管理ツール】名刺情報をデジタル化して管理を簡単に
名刺管理ツールは、紙の名刺をデジタル化し、顧客情報の検索や共有を簡単にするツールです。他の連絡先管理システム(CRMなど)と統合して、情報の一元管理ができるツールもあります。
代表的な機能 |
①名刺のデジタル化 ②クラウド同期 ③検索機能 |
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活用のメリット |
名刺の物理的な管理が不要になり、オフィス環境をスッキリ保てます。名刺情報のデジタル化により、必要な情報に即座にアクセス可能で、名刺の手入力が不要で、情報の入力ミスも減少します。クラウド上に保存することで、大量の名刺を持ち運ぶ必要がなくなります。 |
こんな課題におすすめ |
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関連記事:無料の名刺管理アプリおすすめ10選
【オンライン商談ツール】場所に縛られず商談が行える
オンライン商談ツールは、インターネットを通じて、対面と変わらぬコミュニケーションを実現します。リモート環境でも効率的な営業活動を可能にしてくれるツールです。
代表的な機能 |
①ビデオ通話機能 ②画面共有・画面録画 ③スケジュール管理 |
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活用のメリット | 場所を選ばず、世界中の顧客と商談が行えます。 出張や移動のためのコストを削減しつつ、効果的な商談を実施できます。 商談の録画やスケジュール管理により、業務を効率的に進められます。 |
こんな課題におすすめ |
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【その他のツール】AIやデータ分析で営業活動を支援
そのほか、営業活動を支援するためのツールには、さまざまなものがあります。ツールの特性を理解して、自社に必要なものを選ぶことが大切です。
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営業ツール選定のコツと失敗しない選び方
営業ツールを選ぶ際には、導入の目的を明確にし、自社の業務課題に合ったものを選ぶことが重要です。ここでは、営業ツール選定の際に注意すべきポイントをわかりやすく解説します。
1. 自社の課題を把握する
最初に、自社が直面する営業上の課題を具体的に洗い出します。これには、顧客管理が難しい、新規顧客開拓が進まない、データ共有がスムーズでないといったことが含まれます。具体的に改善したいポイントを明確にすることで、どの機能が必要かが見えてきます。
2. 具体的な目標を設定する
営業ツールの導入で達成したい具体的な目標を設定しましょう。例えば、「売上を20%向上させる」「週10時間の業務短縮を図る」などの数値目標を立てることで、ツール選びの基準を明確にできます。
3. 営業チームの声を反映する
実際にツールを使う営業チームからのフィードバックは大切です。現場の声を取り入れることで、ツールの定着率や使いやすさを高められます。「どんな機能があれば便利か」「使いこなせるかどうか」などをヒアリングすると良いでしょう。
4. 費用対効果を検討する
ツールの費用と効果をしっかりと比較します。初期費用や月額料金が予算に合うか、導入によって得られる効果が費用に見合うかを考慮しましょう。ここでの検討が、導入後の後悔を防ぎます。
5. 導入実績やフォロー体制を確認する
多くの企業で利用されているツールは、信頼性が高くサポートも充実している場合が多いです。導入事例を参考にして、自社と同じような業種や企業規模での成功事例があるかを確認しましょう。また、導入後のフォロー体制が手厚いかどうかも重要なチェックポイントです。
6. 既存システムとの連携を考慮する
現在使用中のシステム(会計や在庫管理ツールなど)と連携できるか確認しましょう。データのスムーズな共有が営業活動の効率化をサポートします。
営業ツールは複数必要?使い分けたほうが良い理由
かつては電話、訪問、FAXが主要な顧客接点でしたが、現在はWebサイト、メール、SNS、オンライン会議など、顧客との接点が多様化しています。一つのツールですべての営業活動をカバーするのは難しい時代になりました。それぞれの接点に最適なツールを使い分けることで、効率的で効果的な営業活動が行えるようになります。
「コスト的に複数のツールを導入できない」と思うかもしれません。確かに、高機能なツールはそれなりに費用がかかります。しかし、最初からすべて高機能なツールを導入する必要はありません。まずは、機能が厳選された比較的安価なMAツールで見込み客の育成に力を入れる。そして、商談管理が必要になってきたら、SFAを導入する、といった段階的な導入方法もあります。
重要なのは、自社の課題や目的に合った機能があるかどうか。そして、長期的に見て利益につながるツールを選ぶことです。中小企業など、コスト面で複数のツール導入が難しい場合は、最も必要な機能が搭載されたツールを一つ導入し、徐々に機能を拡張していく方法が良いでしょう。
場面別おすすめツール
SFAは、顧客との商談の進捗状況を管理するのに役立ちます。一方、MAは、見込み客へのアプローチに力を発揮します。Webサイトへのアクセス状況や資料ダウンロード履歴などを分析し、興味関心に合わせたメール配信や情報提供を自動化できます。このように、SFAは「個別の商談管理」、MAは「見込み客の育成」と、それぞれ得意分野が異なります。複数のツールを適切に使い分けることで、営業効果の最大化が期待できます。
では具体的に、どの場面でどのようなツールが活躍しているのか、代表的なものを、「顧客獲得」「顧客育成」「商談」「社内外コミュニケーション」の4つの段階に分けて紹介します。
顧客獲得
新規顧客を獲得するためには、まず見込み客(リード)を集める必要があります。この段階で役立つのが、MAです。MAは、Web広告やWebサイト、資料請求、セミナー、展示会など、さまざまなチャネルを通じて見込み客の情報を効率的に集めます。例えば、Webサイトに問い合わせフォームを設置し、資料請求があった場合に、その情報を自動的にデータベースに登録する、といったことが可能です。
顧客育成
集めた見込み客に対して、メールやセミナー、コンテンツ配信などを通じて情報提供を行い、購買意欲を高めていくのが顧客育成です。この段階でもMAが役立ちます。
MAを使うことで、見込み客の行動履歴(例えば、どのページをよく見ているか、どの資料をダウンロードしたか)に基づいて、適切な情報を自動的に配信したり、興味関心に合わせた個別のコミュニケーションを取ったりすることができます。これにより、見込み客の購買意欲を高め、商談につなげやすくします。また、CRMも有効です。過去の取引履歴、問い合わせ履歴、商談履歴などを一元管理することで、顧客一人ひとりに合わせた丁寧な対応が可能になります。
商談
顧客との商談では、過去のやり取りや顧客情報、提案資料などをスムーズに提示できる環境が重要です。ここで役立つのが、SFAやCRM、Web会議ツールです。
SFAは、案件の進捗管理、営業担当者の行動管理、売上予測などに役立ちます。例えば、「今、どの案件がどの段階にあるか」「どの営業担当者がどの案件を担当しているか」「今月の売上目標に対する達成状況はどうか」といった情報を一目で確認できます。CRMは、顧客情報の管理や顧客とのコミュニケーション履歴の管理に役立ちます。例えば、「過去にどのような提案をしたか」「顧客からどのような要望があったか」といった情報をすぐに確認できます。
Web会議ツールは、遠距離の顧客とも対面で会話をしながら商談ができます。移動時間や交通費を削減できるだけでなく、資料共有や画面共有も簡単に行えるため、効率的な商談が行えます。また近年では、DSR(デジタルセールスルーム)というツールも注目されています。DSRは、売り手と買い手がオンライン上で情報(資料や動画など)を共有し、コミュニケーションを円滑に進めるためのツールです。
社内外コミュニケーション
営業活動は、社内のさまざまな部署(例えば、マーケティング、開発、製造、経理など)との連携や、場合によっては代理店やパートナー企業との連携も必要になります。これらのコミュニケーションを円滑にするためには、ビジネスチャットツール、Web会議ツール、グループウェアなどが役立ちます。
ビジネスチャットツールは、メールよりも手軽に情報共有や連絡を行うことができ、Web会議ツールは、遠隔地にいる相手とも顔を見ながらコミュニケーションを取ることができます。グループウェアは、社内全体の情報共有、スケジュール管理、ファイル共有、タスク管理などを効率化するためのツールです。例えば、社内のお知らせを共有したり、会議室の予約を行ったり、プロジェクトの進捗状況を共有したりできます。
ツールによって機能は大きく異なります。ひとことでCRM、SFAといっても、できること・できないことがあるため、詳しく機能を見てから判断しましょう。

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営業ツールおすすめ11選
営業ツールをMA、SFA、CRM、DSR、名刺管理ツール、オンライン商談ツール、その他のツールに分けて紹介します。
MA
リード(見込み顧客)の獲得と育成をサポートするのがMAです。機能としては、リード情報を一元管理する機能や、メール配信機能、サイトの閲覧履歴やメール開封率などの顧客行動トラッキング、収集した情報から興味関心を視覚化するスコアリングなどがあります。
顧客管理やメールマーケティングが自動化できるだけでなく、「案件化できそうな顧客に重点的にアプローチして、まだ案件化できない顧客は育成する」という効率的な営業戦略を立てられるのがこのツールの強みです。

BowNow

特徴
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BowNowは、導入実績14,000社のMAツールです。最大の特徴は、直感的に操作できるユーザーインターフェース(UI)と、必要最低限の機能に絞り込まれたシンプルな設計。「多機能すぎて使いこなせない」という心配がなく、誰でもすぐに使い始められます。さらに、無料プランが用意されているため、気軽にお試し運用ができるのも魅力です。
MA導入時に多くの人がつまずく「シナリオ」や「スコアリング」の設定を、今までの導入実績で培ったノウハウを基にテンプレート化しています。全く知識がない人でも、効果的・実践的な運用が始められます。
さらに、国産ツールならではの手厚いサポート体制も魅力。使いこなすだけでなく「成果を出す」までしっかりサポートしてくれるので、専任部署がない企業や、専門的なスキルがないMA初心者でも安心して始められます。
詳しくはこちら:MAツール『BowNow(バウナウ)』とは
SATORI

特徴
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SATORIは導入実績1,500社以上のMAツールです。多くのMAツールが、問い合わせなどでつながった「個人情報を取得した後の顧客」を対象とするのに対し、SATORIはWebサイト訪問直後の匿名顧客にもアプローチできる点が最大の特徴です。具体的には、ポップアップやバナーなどを活用し、問い合わせ前の匿名顧客にもアプローチできます。
使いやすさにも配慮しており、Webサイトに計測タグを埋め込むだけで運用を始められます。国産ツールならではの手厚いサポート体制も魅力です。
詳しくはこちら:SATORI公式サイト
SFA
SFAは、営業活動の進捗や課題を一元管理し、チーム全体のパフォーマンスを向上させるツールです。営業担当者が個別に顧客情報を管理し、商談の進捗状況も人それぞれ、という状態は珍しくありません。しかしこれでは、チーム全体の状況が把握しづらく、効率的な営業活動は困難です。
SFAはそうした課題を解決。営業活動のあらゆる情報を一元管理し、「見える化」することで、チーム全体のパフォーマンス向上に貢献します。
Mazrica Sales

特徴
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「誰でも使える、誰でも成果を出せる 次世代型営業DXプラットフォーム」がキャッチコピー。国産ならではの視点で開発した、日本の営業DXの抱える課題から生まれたツールです。
AIが案件のリスク分析をおこなったり、進捗状況を直感的に共有できる案件ボードがあったり。OCR機能(画像をテキストに変換する機能)を使った名刺や議事録のスキャン、自動文字起こしも可能です。見積書管理やメール配信機能もあります。
詳しくはこちら:Mazrica Sales公式サイト
Salesforce Sales Cloud

特徴
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Salesforce Sales Cloudは、世界トップクラスのシェアを誇る、米国産のSFAです。単なる顧客管理ツールを超える豊富な機能で営業プロセス全体を最適化し、売上向上に貢献します。特徴は、高いカスタマイズ性。例えば製造業なら製品情報と紐づけた商談管理、金融業なら顧客のライフステージに合わせた提案管理など、各社のビジネスプロセスに合わせた柔軟な設定ができます。
さらに、予測AIと生成AIの両方を搭載しています。CRMデータをもとにパーソナライズされたメールが自動的に作成できたり、営業の通話記録から、要点を簡潔に文字起こしでまとめたり、AI機能「Einstein」が取引先と見込み客の調査を自動で実行したりと、充実のAI機能も魅力です。
詳しくはこちら:Sales Cloud公式サイト
CRM
CRMツールは、顧客情報を一元管理し、長期的な関係構築を支援するためのツールです。顧客の基本情報(氏名、連絡先、会社名など)はもちろん、過去の取引履歴、問い合わせ履歴、商談履歴、ウェブサイトの閲覧履歴、メールの開封履歴など、あらゆる情報を一か所に集約し、可視化します。
それだけでなく、電話、メール、チャット、SNSなど、顧客とのあらゆるコミュニケーション履歴を一元管理できることも特徴です。顧客に関するあらゆる情報を一元管理し、顧客との「絆」を深め、ビジネスを成長させるために役立ちます。
GENIEE SFA/CRM

特徴
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GENIEE SFA/CRMは、SFAとCRMの両方の機能を一つにまとめたツールです。GmailやSlackなどのコミュニケーションツールと連携して利用できます。高度なセキュリティ対策を施したプラットフォーム「AWS(Amazon Web Services)」を採用しているのも特徴です。顧客情報の蓄積がより安心して行えます。
このほか、「 GPT-4 」を標準採用しており、1人あたり980円から利用できます。ChatGPTは月額20ドル(2024年時点)のため、約3分の1の価格で利用できるのもGENIEE SFA/CRMならではの特徴です。入力データがモデルの学習に使われないなど、企業が使いやすいように配慮されています。
詳しくはこちら:GENIEE SFA/CRM公式サイト
eセールスマネージャーRemix

特徴
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eセールスマネージャーRemixは、営業活動に役立つ豊富な機能を備えたツールです。顧客情報画面では、名刺情報、企業情報、案件情報、スケジュール、ToDo、商談履歴、売上推移、クレーム情報、導入商材など、さまざまな情報を一覧表示させて見ることができます。
このほか、名刺のOCR・デジタル化、マップを使った訪問計画や活動報告、グラフ分析、ターゲティングなど、営業に役立つ機能が豊富に搭載されているのが特徴です。AIを活用した「AIコンシェルジュ」機能も特徴。案件・活動情報の自動入力、ナレッジ検索、ライティングなどをAIがサポートします。
詳しくはこちら:eセールスマネージャー公式サイト

無料で使えるMAツール『BowNow(バウナウ)』
無料プランでは、以下のようなことができます。 ✔ Webサイトに訪問している企業がわかる ✔ Webサイトに訪問している個人がわかる ✔ メール(メルマガ)を配信できる✔ ABMテンプレートでアツい顧客がわかる
DSR
DSRツールは、オンライン上で営業資料や提案内容を共有し、顧客との効果的なコミュニケーションを実現するツールです。プレゼンテーションやプロポーザルなどの営業資料をクラウド上で管理し、リアルタイムで共有したり、最新の資料を常に提供できたり、資料へのコメント機能やチャット機能を通じて、顧客からのフィードバックを即座に受け取ることもできます。
DealPods

特徴
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『「社内と・顧客と」ワンチームになって推進する営業手法「コラボレーションセールス」』を掲げるDSRツールです。単なる資料共有ツールではなく、商談ごとに営業と顧客が共同で活用できる「ポータルサイト」を作成できるのが特徴です。顧客は必要な情報に簡単にアクセスでき、営業プロセス全体の透明性が向上します。
提案資料や契約書、動画コンテンツなどをサイト上にまとめたり、顧客の「誰が・いつ・どこに・どれくらい」興味を持っているのかページのアクセス状況を取得したりも可能。売り手・買い手双方の情報共有を簡単にします。商談ページの中に記載された内容は、連携したSFA/CRMに簡単に転送できます。
詳しくはこちら:DealPods公式サイト
名刺管理ツール
名刺管理ツールは、営業活動において重要な名刺情報をデジタル化し、効率的に管理して活用するための便利なツールです。営業担当者が持つ膨大な名刺の山を整理し、業務効率を向上させます。
Sansan

特徴
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導入企業が10,000社を超える名刺管理ツールです。誰が誰とつながっているのか、電話やメール、商談などの情報を名刺にひも付けて管理し、それぞれの人脈を可視化します。組織改変の情報や、同僚が交換した名刺データなどをもとに、名刺交換記録のある人物の人事異動情報が自動で通知され、名刺関連の業務を効率化できます。また、100万件を超える企業情報があらかじめ搭載されており、アプローチする企業探しに使えます。
詳しくはこちら:Sansan公式サイト
オンライン商談ツール
オンライン商談ツールは、インターネットを通じて、離れた場所にいる人と顔を見ながら会議や商談ができるサービスです。場所や時間に縛られず、リアルタイムなコミュニケーションができるほか、画面共有、チャット機能、録画機能など、商談をスムーズにするための機能が搭載されています。代表的なツールに、Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsなどがあります。
Zoom

特徴
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Zoomは、オンラインでの商談や会議を簡単に行えるビデオ会議ツールです。UIがシンプルで使いやすいのが特徴。URLをクリックするだけで会議に参加できるため、取引先との商談もスムーズに始められます。
主な機能としては、画面共有による資料の共有、多言語に対応した字幕翻訳、会議内容の録画などが挙げられます。また、サードパーティと連携してカレンダーに自動で商談予定を追加することも可能です。AI機能の導入も進んでおり、ミーティングアジェンダの生成、リアルタイムのミーティング要約、対面ミーティングの文字起こしなどの機能追加が予定されています。無料版では40分の時間制限があります。
詳しくはこちら:Zoom公式サイト
その他のツール
ここでは、営業活動に役立つ特定用途のツールを紹介します。
MiiTel(CTIツール)

特徴
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CTI(Computer Telephony Integration)ツールとは、コンピュータと電話システムを連携させることで、電話業務を効率化するツールです。そしてMiiTelは、電話・Web会議・対面での全ての会話を最適化する音声解析AIを搭載したCTIツールです。会話内容の自動録音、文字起こし、NGワード検知のほか、一人ひとりの架電数・通電数・商談化数の可視化が行えます。
会話内容や話し方、キーワードなどを分析・採点して、成果の出るトークへと改善できるのも特徴。ノウハウを収集してメンバー間で共有すれば、チーム全体のスキルアップにつながります。その他、AIを使ったさまざまな機能が搭載されています。
詳しくはこちら:MiiTel公式サイト
Qlik Sense(BIツール)

特徴
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BIツール(ビジネスインテリジェンスツール)とは、企業が保有する膨大なデータを集約・分析し、経営判断や業務改善に活用するためのソフトウェアです。Qlik Senseは、誰でも簡単に、大量のデータを直感的に分析できるBIツールです。ドラッグ&ドロップで簡単にグラフや図を作成できます。
AI機能が搭載されており、複雑なデータも短時間で分析できるほか、予測機能による売上予測や顧客の離脱予測、商品売上の伸び率など、ビジネスの未来を予測するのに役立ちます。グラフの種類、色、サイズなどは柔軟にカスタマイズ可能。作成したグラフや図はチームメンバーとリアルタイムで共有し、共同で分析を進められます。Excel、CSV、Google Sheets、Salesforceなど、様々なデータソースに対応しており、IoTデバイスから収集したデータなども分析できます。
詳しくはこちら:Qlik Sense公式サイト
営業ツール導入後の活用方法と運用のポイント
営業ツールを導入・運用する際に意識しておきたいポイントを紹介します。
1. 運用体制の構築
ツールに関する質問対応や活用状況の確認、問題発生時の対応などの窓口は誰にするのか、ツールの導入・運用を統括する担当者を選定し、スムーズに運用できるように体制を構築します。また、ツールを扱う営業担当者向けに使い方や運用ルールに関する研修を行い、基本的な操作方法から応用的な活用方法までを習得するための研修を実施します。
2. データの質の向上
データの標準化を図るため、入力方法やルールを明確にし、ガイドラインやマニュアルを作成して共有します。 データの質を向上させるために足りない機能があれば、外部ツールとの連携も検討しましょう。
3. 定期的なモニタリングと改善
ツールの活用状況を定期的にモニタリングし、課題点があれば改善策を検討します。 データ分析や営業活動へのフィードバックを通して、PDCAサイクルを回し続け、ツールの効果最大化を考えるのも大切です。
4. 属人化の防止
属人化の防止を意識して、営業活動の記録を共有し、成功事例やノウハウをチーム全体で共有します。ナレッジが一元管理できるため、新人教育やスキル向上のためのリソースを効率的に活用でき、教育コストの削減もねらえます。
5. 継続的な活用とフィードバック
定期的に使用者からのフィードバックを収集して、ツールの改善や運用方法の見直しを行います。 新しい社員や配置換えがあった際には、再度研修を行い、データの標準化を図ります。
まとめ
営業ツールの導入は、業務効率化や営業成績の向上に効果的です。しかし、ツールは種類が多く、機能もバラバラ。選定や運用には慎重な検討が必要です。自社の課題や目標にあったツールを選び、適切に活用することで、営業活動の効果を最大化できます。ツールの組み合わせ、連携を考えることも大切です。MA、CRM、SFAなど、本記事を参考に自社に最適なツールを探してみてください。

無料で使えるMAツール『BowNow(バウナウ)』
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監修者
クラウドサーカス株式会社 石本祥子

新卒でコンサルティング会社に営業職として入社。3年で営業所長代理を経験後、ベンチャー企業を経て、クラウドサーカス社にマーケティング職として入社。
営業とマーケティング、いずれの経験もあることを活かし、クラウドサーカス社が提供しているMAツール『BowNow』において、マーケティングと営業に関するメディアの監修を含む、Webマーケティングの全域を担当している。