日々の業務に追われる中での「マーケ業務後回し」を脱却するため、メール作成支援など手厚いサポートがついたプレミアムプランを導入。メール頻度が年1回から2ヶ月に1回にアップし受注に貢献|有限会社海鴻社様
MAツール「BowNow(バウナウ)」の導入事例を紹介します。今回ご紹介する有限会社海鴻社様はBowNowスタンダードプランをご利用いただき、展示会+メール配信システムを活用したアプローチを行ったところ、導入からわずか2ヶ月間で11件の問い合わせを獲得、そのうち9件が案件化につながり、短期間で著しい成果を収められました(その際の取材記事がこちら)
さらなる成果創出を目指し、BowNowスタンダードプランからワンランク上のBowNowプレミアムプランに移行されました。専任の担当者による伴走支援を受けた結果、継続的なメール配信が可能となり、メルマガから新規案件の創出に成功されています。
本記事では代表取締役・平賀裕一郎様にBowNowプレミアムプランにアップグレードした理由や施策の成果について伺いました。
有限会社海鴻社様
- 業種
- 特殊印刷業(シリコンパッド製造・金属鋼版製造、昇華転写プリント加工、UVインクジェットプリント加工、インクジェットプリンタの販売代理など)
- 導入商材
- BowNowプレミアムプラン
- BowNow運用体制
- 2名(兼務)
サマリー
- BowNowスタンダードプランで成果創出後、クラウドサーカスの営業担当から「余力があるのでさらなる成果創出を目指しましょう」と提案を受ける。プレミアムプランを利用すればスタンダードプランよりも手厚い支援を受けられると聞き、プランをアップグレードする。
- 目標をメルマガとWebサイトからの新規案件獲得に設定。メルマガの配信内容は専任の担当者と定例MTGで決め、各月でメール配信を実施。Webサイトはクラウドサーカスが提供する電子ブック「ActiBook」を利用し、ホワイトペーパーの整備や資料がダウンロードされた際は通知が来るなどの工夫を行い、検討度の高い見込み顧客の取りこぼしを防ぐようにした。
- 伴走支援により定期的なメルマガ配信が実現し、BowNow導入前は年に1,2回程度だった配信頻度がプレミアムプラン導入後は2ヶ月に1回のペースへと変化。配信回数が増えたことで、休眠顧客の掘り起こしにつながり、新規案件を獲得した。
目次
事業内容
有限会社海鴻社様は、1964年に創業した特殊印刷業を営む会社です。ゴルフボールやボールペンなどの立体曲面に印刷するパッド印刷の原版製造をはじめ、のぼり旗や横断幕にプリントする昇華転写プリント加工やインクジェットプリンタの代理販売など多岐にわたる事業を手掛けています。
プランをアップグレードした理由
- BowNowプレミアムプランには、スタンダードプランにはないチケット制のコンテンツ作成代行支援があり、目標達成まで伴走支援を受けられる
- メルマガの定期配信を行いたいが、社内のリソース不足などから計画が頓挫する恐れがあった
- デジタルツールに不慣れなので、操作面のフォローがあるのも決め手のひとつに
―海鴻社様は2023年7月からBowNowプレミアムプランをご利用いただいていますが、プランを移行しようと思ったきっかけについて教えてください。
クラウドサーカスの営業担当から「御社にはまだ余力があるので、メルマガやWebサイトに力を入れてみましょう」と言われたのがきっかけです。その際プレミアムプランを紹介していただき、月に1回の定例MTGに加え、チケットの利用でメルマガの作成代行やホワイトペーパーの添削など希望のサポートを受けられることを知りました。
お話を伺う中で、たしかに自社でメルマガの配信計画を立てたとしても、日々の業務に追われて計画がズルズルと後ろ倒しになってしまう可能性があるなと思いました。それならば定例MTGがあり、施策の進捗確認やアドバイスを受けられるプレミアムプランに入ったほうが確実に成果を出せると判断し、プレミアムプランへの移行を決めました。
あとは操作面のサポートがあるのも決め手のひとつです。BowNowを使うのが、50歳の私と62歳の営業担当の2名で、デジタルツールには不慣れな部分があります。BowNowに慣れるまで時間がかかることが予想されたため、専任の担当者がいたほうが操作面でわからないところもすぐに聞けるのではないかと思いました。
BowNowプレミアムプランとは?
BowNowプレミアムプランは、確実に成果につなげたい企業様におすすめのプランです。スタンダードプランとの大きな違いは、チケット型の定期支援を受けられる点です。お客様の課題解決に向けて、施策の分析・改善やホワイトペーパー、メール作成支援などWebマーケティング全般の支援を行います。
チケット制のため「いまは施策の準備段階。具体的な施策内容が固まったら使おう」「先月は自社でメルマガを作成したがいい反応が得られなかったので、今月はチケットを使ってメルマガの作成代行を依頼しよう」など、施策の状況に応じて柔軟に利用できるのがポイントです。
プレミアムプランの施策内容
プレミアムプランへ移行後は、メルマガとWebサイトからの新規獲得を目標に、以下の施策を行ったと伺っています。それぞれの施策について詳しくお聞かせください。
【メルマガ】
- 営業を強化したい2部門(アパレル部門/ボトル部門)のメルマガをそれぞれ作成し、新規と既存顧客に対して交互に配信
【Webサイト】
- 電子ブック「ActiBook」を活用したホワイトペーパーの制作および設置
- 資料がダウンロードされた際は通知が来るように設定
メルマガはターゲットをアパレル部門とボトル部門に定め、メルマガを作成し月ごとに交互に配信しました。メールの内容については、事前に私のほうでお客様が知りたいと思う内容をピックアップし、定例MTGで担当者と一緒に相談して決めていきました。
―ちなみにメルマガ作成時で工夫していることはありますか?
あまり上から下までしっかり文章があるようなものにはせず、5秒程度で読める内容にしています。文章で読み込ませるというよりも、制作例を多く載せて「あ、こんなこともできるんだ」とお客様の印象に残るような内容を心がけています。
お客様の印象に残ることで、外注業務が発生した際に、弊社を思い出してもらえる可能性が高くなるからです。ネットで検索して出てくる知らない企業よりも、すでに知っている企業のほうが問い合わせの敷居が低くなると思うんですよね。
もちろんそのような案件は頻繁ではないので、存在を忘れられないようにするためにも、こちらから定期的な情報発信は必要だと思っています。
―ありがとうございます。続いてWebサイトの施策をお聞かせいただけますでしょうか。
Webサイトはリード獲得を目標に、ホワイトペーパーの制作と設置を行いました。その中で新たに電子ブック作成ツールであるActiBookを契約しています。弊社のWebサイトは外部のWeb制作会社に委託して作ってもらったため、自分たちでページの追加や修正をする機能がありません。ActiBookは資料がダウンロードされると自動で通知が来ますし、お客様もWeb上で自由に資料をダウンロードできるので良いなと思い、導入しました。
―ActiBookは電子ブック化機能だけでなく、ページごとの閲覧数や閲覧秒数の表示、どのリンクが何回クリックされたかなどのログデータを確認できるので、資料の効果測定といった側面からもお役立ちいただけると思います。ホワイトペーパーはどのような資料を公開しているのでしょうか?
主に印刷技術の紹介ですね。アパレル部門とボトル部門の2カテゴリを掲載しており、アパレル部門はデジタルプリントの手法や昇華転写に関するQ&A、ボトル部門はボトル・タンブラーの印刷方法と他社との技術力の違いを解説した資料を載せています。
―すでにいくつものホワイトペーパーをアップしていただいているんですね。
ホワイトペーパーは資産の蓄積といわれており、数が多ければ多いほど資料を見たいお客様が増えて自動的にリードが増えていくと思うんです。そうなれば一番理想的ですよね。
―いまはどのような方法で新規獲得を行われているのでしょうか。
現在のリード獲得方法は展示会がメインです。年に1,2回程度出展し、そこから新規案件の創出を図っています。リードの獲得体制は展示会の出展である程度できているので、あとはホワイトペーパーの設置を通して顧客育成ができれば、見込み顧客の獲得体制が実現すると考えています。
施策の成果
- 継続的なメルマガ配信により、休眠顧客の掘り起こしに成功し新規受注を獲得
―BowNowプレミアムプラン導入後の成果をお教えください。
定期的なメルマガ配信により、新規案件を受注できました。2017年の展示会で名刺交換をした会社で、BowNowに取り込んでメール配信を続けていたところ、問い合わせがあり、新規受注につながりました。
―7年越しの受注はすごいですね!勝因としてはメルマガの頻度が増えたからでしょうか。
そうですね。BowNow導入前は年に1.2回程度だったので、プレミアムプランにより2ヶ月に1回の配信頻度になったのが大きいと思います。
―配信頻度が高くなったことで、お客様の印象に残りやすくなり、新規受注に結びついたんですね。まさに平賀様がメルマガ作成時に意識していたことが体現されており、素晴らしい成果だと思います。
今後の展望
- 顧客ニーズを捉えたメルマガ配信を続け、新規受注を目指したい
- ホワイトペーパーの数を増やし、コンテンツの拡充を図りたい
引き続きメルマガとWebサイトに注力したいですね。メルマガに関してはアパレル部門はテキスタイルプリントを紹介する予定です。着物やスパンコールの付いたドレスにも印刷できる技術を持っているので、そのサンプルプリントを制作例として載せようと思っています。
以前似たような内容で配信した際も、サンプル請求の問い合わせがあったので、着物などの和風生地に柄物をプリントしたものを配信すると反応が得られるのかもしれません。
ボトル部門はガラスのコップにも印刷できることを紹介したいですね。独自の技術により、透明なガラスやウォーターボトルにもきれいにプリントできるんです。夏のイベントに備えて今から積極的にPRしていきたいです。
Webサイトについてはホワイトペーパーの数を増やすことを目標に、現在御社に制作代行を依頼し、作っているところです。
お客様の声
おそらく私たちのような中小企業は、BowNowを導入しても、日々の業務に追われて成果に向けた行動の習慣化が難しいと思うんです。ですが契約しただけで成果は出ないですし、武器を持っていても使わなければ意味がありません。
目標達成に向けて強い意志を持っていれば別ですが、なかなか習慣化できず、解約してしまう方も多いはずです。そんなときは手厚いサポートサービスがあるプレミアムプランをぜひ利用してみてください。
弊社はプレミアムプランのおかげで定期的なメルマガ配信が実現しました。続けることでお客様の反応を得られるようになり、電話連絡してアポを取ったりするなど新規獲得を意識した行動が取れています。これを地道に続けていけばいつか成果に結びつき、定期的に受注をくれるお客様が増えていくイメージができていますね。特に進捗確認がある定例MTGの存在は大きいです。「お尻叩き」をしてくれる存在がいるからこそ、頑張れている部分があります。
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BowNowは、2015年のリリース以降、中小BtoB企業を中心に多くのお客さまのお悩みに寄り添ってきました。
当社にお問い合わせいただくお客さまの多くが
・MAツールが何のためのツールなのかイマイチよく分かっていない
・MAツールの種類が多すぎて自社に最適なMAツールが分からない
・自社でMAツールを導入すべきタイミングなのかが分からない
のように「そもそもMAツールって何ができるの?」という検討の入り口で悩まれています。
BowNowは、日本の中小BtoB企業でも使いこなせるMAツールとして、「シンプル」「低コスト」「使いこなせる」をコンセプトに開発されたMAツールです。 まだ検討の入り口でお悩みのご担当者さまもお気軽に当社にご相談ください。
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コンサルタント:山口岳人