MAツールとメール配信システムの違いとは|目的や課題別の選び方

MA(マーケティングオートメーション)ツールとメール配信システムについて、その存在は知っているものの、両者の違いについて明確に知っている方は少ないのではないでしょうか?メール配信システムは「メール配信やメールマーケティングに特化している」のに対し、MAツールは、「メールマーケティングも含むマーケティング活動全体の効率化を行う」役割を担っています。どちらを導入するべきかは、企業の状況や解決したい課題によって異なります。
本記事では、機能や役割、導入目的などにおけるMAツールとメール配信システムとの違いについて解説します。最終章では、「MAツールを導入すべき企業」と「メール配信システムを導入すべき企業」の特徴も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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目次
MAツールとメール配信システムの2つの違い
どちらもメールを活用したマーケティングに関わるツールですが、その役割と目的は大きく異なります。ここでは「目的」と「機能」の2つの視点から、両者の違いを解説します。
1.目的の違い
MAツールとメール配信システムは、導入する「目的」の範囲が根本的に異なります。以下の表で概要を確認したうえで、それぞれのツールの詳細を見ていきましょう。
| 項目 | MAツール | メール配信システム |
|---|---|---|
| 主な目的 | マーケティング活動全体の効率化・自動化 | メール配信・メールマーケティングの最適化 |
| 対象範囲 | リード獲得〜育成〜営業への連携まで一貫支援 | メール配信に特化 |
| ターゲット | リードを育成して受注確度を高めたい企業 | メルマガを効率的に配信したい企業 |
| 月額費用の目安 | 数万円〜(機能豊富な分コストも高め) | 数千円〜(シンプル・低コスト) |
MA(マーケティングオートメーション)ツールとは

MA(マーケティングオートメーション)とは、「顧客開拓におけるマーケティング活動を可視化し自動化する」ことで、それを実行してくれるソフトウェアをマーケティングオートメーションツール(以下、MAツール)といいます。
MAツールは、さまざまなチャネルで獲得したリード(見込み顧客)を育成して受注確度を高め、ホットリードになったタイミングで営業部門に渡すまでの流れを自動化・仕組み化します。マーケティング活動を効率化できる多様な機能が搭載されているのが特徴です。
MAツールの導入目的
MAツールの主な導入目的を4つ紹介します。

①リードの獲得
MAツールには、リード獲得を効率化できるリードジェネレーションに関する機能が搭載されています。フォームやランディングページの作成機能が搭載されているMAツールもあり、リードとの新たな接点創出が可能です。収集した属性や行動データをもとにリードをセグメント(分類)してアプローチすることで、最適なマーケティングの実施と、自社の見込み顧客の発見につながります。
②リードの一元管理
マーケティング活動では、メールだけではなく、展示会やセミナー、Webサイトからの資料請求や問い合わせ、SNSや広告など、さまざまなチャネルを通してリードを獲得します。
チャネルごとに別々でリードを管理すると、作業工程が複雑になるうえ、人為的なミスが発生しやすくなります。MAツールでリード情報を一元管理することで業務効率が向上し、より効果的な施策を展開できます。CRM(顧客関係管理)やSFA(営業支援システム)と連携し、さらなる効率化を図るのもおすすめです。
③検討度の高いリードの発見
自社製品やサービスに対する検討度が高いリードを発見し、営業活動の精度を高めたい場合にもMAツールが適しています。リードの属性や行動に点数をつけ、一定の点数を超えたタイミングで通知する「スコアリング」という機能が活用できます。
ただし、スコアリングは設定の難易度が高い機能でもあります。はじめてMAツールを活用する際は、スコアリングの設定が不要で、事前に設定されているテンプレートをもとに、検討度が高まったタイミングで該当のリードがダッシュボードで可視化され、自動で通知されるといった機能が備わっているものもありますので、そちらも検討してみることをおすすめします。
適切な優先順位をつけてリードにアプローチできるため、営業部門にリードをパスしたときに、成果につながりやすくなります。
④マーケティング活動の精度向上
「マーケティング活動を通してより成果を出したい」「マーケティングに取り組んではいるが、伸び悩んでいる」といった課題解決にも、MAツールは有効です。
より詳細なデータを集め、それをもとに施策を打つことで、顧客との信頼関係の構築やファン化が見込めるでしょう。また、営業部門とのシームレスな連携も可能になるため、社内全体の業務効率化と成果の最大化が期待できます。
メール配信システムとは

メール配信システムとは、通常のメールの配信や、メルマガの一斉配信などといった「メールマーケティングに特化したシステム」のことです。設定した時間にメールを自動配信する機能や、メールの開封率などの効果測定機能など、メール配信に関する様々な機能が搭載されています。
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メール配信システムの導入目的
メール配信システムの主な導入目的を2つ紹介します。基本的に、メール配信システムでできることはMAツールでもカバーできるため、「メールマーケティングの機能のみ」を必要とする場合に導入するのが適しています。
告知や宣伝を目的にしたメルマガの一斉配信
メルマガを効率的に一斉送信したい場合は、メール配信システムが最適です。大量の宛先へ迅速に配信できるほか、配信日時の予約設定も可能なため業務効率化が図れます。「とにかくメールを手軽に一斉配信できればよい」というケースにおすすめです。
顧客エンゲージメントの向上
継続的なメルマガ配信は、顧客との良好な関係構築にも効果があるため、顧客エンゲージメントを向上させたい場合もメール配信システムがおすすめです。リードの属性で絞り込みを行い、見込み顧客にとって需要の高い情報を提供することで、ファンマーケティングにも活用できます。
2.機能の違い
目的の違いに続いて、MAツールとメール配信システムでは搭載されている「機能」にも大きな違いがあります。以下では各ツールの代表的な機能を紹介します。
MAツールの機能
MAツールはメールマーケティング機能に加え、リード管理やスコアリング、シナリオ設計やフォームの作成など、マーケティング活動全体の効率化を実現するためのあらゆる機能が搭載されています。ここでは、代表的な3つの機能を紹介します。
ステップメール
ステップメールとは、あらかじめ設定したスケジュールや条件に従って、段階的にメールを自動配信する機能です。リードの行動(資料ダウンロード、フォーム入力など)をトリガーにして、最適なタイミングで関連情報を届けることができます。
【BowNow活用例】
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インフラサービスを提供する企業様では、個人顧客への電話アプローチが難しいという課題を抱えていました。そこで、BowNowのステップメール機能を活用し、資料ダウンロードをトリガーに、1日後にお礼メール・お客様の声、3日後にキャンペーン案内と打ち合わせ打診を自動配信。ナーチャリング(顧客育成)を仕組み化したことで、返信や見積依頼の獲得に成功しました。
シナリオ設計
シナリオ設計とは、リードの行動や属性に応じて配信内容や配信タイミングを分岐・最適化する機能です。「メール開封者には追加情報を、未開封者には別角度のコンテンツを送る」といったきめ細かなアプローチが可能になります。
【BowNow活用例】
IT業界の企業様では、資料ダウンロードフォームの回答内容をもとに、BowNowで検討度別のシナリオを設計しました。「説明を希望する」と回答したリードは即座に「アポ獲得」ステータスへ移行して営業が対応し、「希望時に再連絡」「今は説明を希望しない」のリードは、「アポ見込み」へ移動するように設計。3日後にお礼・商品紹介、6日後に商品活用例を送る、自動フォローメールを配信する仕組みを構築。ホットリードの見極めと営業アプローチの標準化を同時に実現しました。
メールの結果を計測して検討度を測るスコアリング
スコアリングとは、リードのメール開封・クリック・Webサイト閲覧などの行動に対してポイントを付与し、検討度が高まったリードを自動的に可視化・通知する機能です。営業担当者がアプローチすべきホットリードをすばやく把握でき、商談化率の向上につながります。
BowNowでは、複雑なスコアリング設定が不要なテンプレートを標準搭載しており、初心者でも導入後すぐに活用できます。
メール配信システムの機能
メール配信システムは、メールマーケティングに特化した以下のような機能を備えています。
- HTMLメールの作成
- 一斉配信・ステップメール配信
- 開封率・クリック率の計測
MAツールと比べてシンプルな設計のため、複雑な設定が少なく、直感的に利用しやすいという特徴があります。「登録から3日後に使い方の案内を送る」「購入から7日後にレビューのお願いを送る」など、登録者全員に同じルートで情報を届ける直線的なアプローチに向いています。
メール配信システムでもステップメールの配信自体は可能ですが、MAツールを活用すれば「顧客の反応(開封・クリック・Webサイト閲覧など)」に応じた、より高度で一人ひとりに最適なアプローチが可能になります。
【機能比較】MAツールとメール配信システムでできることの違い
MAツールとメール配信システムは、目的だけでなく「できること」にも違いがあります。以下の比較表とあわせて、それぞれが実現できることを確認してみましょう。
| 機能・項目 | MAツール | メール配信システム |
|---|---|---|
| メール配信 | 〇(一斉・ステップ・シナリオ) | 〇(一斉・ステップ) |
| HTMLメール作成 | 〇 | 〇 |
| 開封率・クリック率計測 | 〇 | 〇 |
| リード管理(顧客DB) | 〇 | △(限定的) |
| Web行動履歴の追跡 | 〇 | ✕ |
| スコアリング | 〇 | ✕ |
| シナリオ設計 | 〇 | △(簡易的な分岐のみ) |
| フォーム作成 | 〇 | 〇(簡易的) |
| CRM/SFA連携 | 〇 | △(一部対応) |
| ABテスト | 〇 | 〇 |
MAツールで実現できること
MAツールでは様々なことを実現できますが、以下では代表的な4つのポイントを紹介します。
①業務の自動化・効率化
MAツールを導入することで形式的な業務を自動化でき、マーケティング活動の業務効率化を実現できます。
メルマガの配信業務やスコアリングなど、マーケティング施策におけるルーティーン作業を自動化することが可能です。それによって空いた時間をコア業務やクリエイティブ作業に充てることができ、より効率的で効果的なマーケティング活動が行えるようになります。人材やリソース不足などの解消にもつながるでしょう。
②休眠顧客へのアプローチ
休眠顧客とは、かつては取引やコミュニケーションがあったものの、現在あるいは一定期間、取引がない顧客を指します。MAツールを活用して、休眠顧客へアプローチすることが可能です。
特にBtoBマーケティングの場合、新規のリード獲得に注力するよりも、休眠顧客にアプローチして掘り起こす方が、高い費用対効果を見込めるケースも多くあります。自社に対する理解が低い新規リードよりも、既に理解や取引がある休眠顧客の方が、商談や契約の成立に進める可能性が高いためです。
ただ、社内に散在している休眠顧客データをまとめるのには多くの手間がかかり、同じリードの情報が重複してしまう可能性もあります。MAツールを活用すれば、同一人物の可能性が高いリードを「名寄せ」として表示することができるので、重複やミスを防ぎ、効率的に休眠顧客へアプローチできます。
③営業との密な連携
成果を上げるためには、マーケティング部門と営業部門がスムーズに連携を取ることが重要ですが、うまく連携が取れていない企業も多いです。このような課題も、MAツールで解消することができます。
MAツールは、CRM(顧客管理システム)やSFA(営業支援システム)と連携できるものが多く、確度の高いリードをMAツールからCRMやSFAへシームレスに引き渡すことが可能です。両部門間での壁を取り払うことで、生産性は飛躍的に向上します。ツールを活用してリード情報を一元管理することで、社内全体のデータ管理や運用の精度も上がります。
④多種多様なマーケティング施策の実施
MAツールには、様々なマーケティング施策を実施するための豊富な機能が備わっています。そのため、個別のシステムを複数用意する必要がなく、MAツール一つで多種多様な施策を実施することが可能です。
例えば、メルマガ配信、フォームやランディングページの作成、条件に合わせたリードの絞り込み、効果検証や分析など、できることは非常に多くあります。アクセス数やWebでの行動履歴を可視化・分析することもできるため、継続的な改善ができ、マーケティング施策の精度向上にもつながります。
メール配信システムで実現できること
メール配信システムで実現できることを2つ紹介します。
①メールマーケティングの精度向上
メール配信に特化している分、一つひとつの機能の完成度が高く、メールマーケティングの精度向上を実現できます。たとえば、ABテストで件名や本文の効果を比較検証したり、開封率・クリック率のデータをもとに配信時間やコンテンツを改善したりと、純粋なメール施策のPDCAをすばやく回せるのが強みです。「まずはメルマガ配信の質を高めたい」「メール以外の施策で十分だ」という企業にとっては、メール配信システムの導入が合理的な選択肢といえます。
②コストを抑えられる
MAツールに比べて、機能がシンプルなため、月額数千円から利用できるものも多く、コストを抑えやすいのが特徴です。多くの予算が割けない場合や、まずはメール施策だけ試してみたいという企業にも導入しやすいツールといえます。
MAツールとメール配信システム、どちらを導入すべき?
MAツールとメール配信システムの違いについて解説しましたが、どちらを導入すべきか迷われる方も多いのではないでしょうか。以下では、「MAツールを導入すべき企業」と「メール配信システムを導入すべき企業」の特徴をまとめました。
| MAツールを導入すべき企業 | メール配信システムを導入すべき企業 |
|---|---|
|
|
MAツールを導入すべき企業
メール配信システムに比べ、MAツールには多くの機能が搭載されているため、マーケティング活動の幅を広げたい企業や、メール配信での成果が伸び悩んでいる企業は、MAツール導入をおすすめします。MAツールでは開封率などのメール配信の結果だけでなく、Web上での様々な行動履歴を把握できるので、リードのニーズを多角的に分析することが可能です。それぞれのリードへの最適なアプローチにもつながり、成果を得られやすくなります。
マーケティング活動におけるデータベースとしての役割も果たし、一つのツールで総合的な施策を実施できるので、業務における工数削減や効率化に加え、複数のツールを利用する煩雑さの解消にもつながります。
メール配信システムを導入すべき企業
搭載されている機能がシンプルなメール配信システムは、コストも比較的低めで、月額数千円から利用することができます。機能が限られている分、マーケティング初心者でも利用しやすいので、初めてマーケティング施策に取り組む企業に適しています。
ただ、前述の通り、目的によってはMAツールの活用が適している場合もありますので、あらかじめ自社の状況や、ツールやシステムを利用する目的を明らかにした上で選定することをおすすめします。
導入前にチェック!MAツールで失敗しないための4つの条件
MAツールは多機能で強力なツールですが、導入すれば必ず成果が出るというわけではありません。導入前に以下の4つの条件を満たしているかチェックしておきましょう。
| 条件 | チェックポイント |
|---|---|
| 条件1 | アプローチするための「顧客リスト」があるか |
| 条件2 | 顧客が読みたい「コンテンツ」を作り続けられるか |
| 条件3 | 興味を持った顧客にすぐ営業できる「体制」があるか |
| 条件4 | 自社でツールを「運用・改善」し続けられるか |
条件1:アプローチするための「顧客リスト」があるか
MAツールを活用してメール施策を行うためには、まず送付先となる顧客リストが必要です。展示会やセミナー、資料請求などで獲得した名刺データや問い合わせ情報がある程度蓄積されていることが前提となります。見込み顧客数が少ない場合は、まずリード獲得施策に注力し、一定のリストができてからMAツールの活用を検討するのが効果的です。
条件2:顧客が読みたい「コンテンツ」を作り続けられるか
MAツールを活用したメール施策で成果を出すためには、顧客にとって価値ある情報を継続的に届けることが不可欠です。業界トレンドや課題解決に役立つコラム、事例紹介、ホワイトペーパーなど、リードが読みたいと思えるコンテンツを社内で作り続けられる体制があるかどうかを事前に確認しておきましょう。コンテンツが枯渇すると施策が停滞し、成果につながりにくくなります。
条件3:興味を持った顧客にすぐ営業できる「体制」があるか
MAツールでホットリードを検知しても、営業がタイムリーにアプローチできる体制が整っていなければ意味がありません。「メールを開封したリードを誰が、いつ、どのように追う」というルールを、マーケティング部門と営業部門で事前に決めておくことが重要です。MAツールは、マーケティングと営業の橋渡しをするツールであるため、両部門が連携しやすい仕組みが求められます。
条件4:自社でツールを「運用・改善」し続けられるか
MAツールは導入するだけでなく、継続的に運用・改善を繰り返すことで成果が生まれるツールです。配信結果を分析し、コンテンツや配信タイミングを改善するPDCAサイクルを回せるリソースと担当者が社内にいるかどうかを確認しておきましょう。
使いやすさとサポートが強み!MAツール「BowNow」
BowNow(バウナウ)は、クラウドサーカスが提供する国産MAツールです。専任のマーケティング担当者がいない中小BtoB企業でも、無理なくスモールスタートできるよう、必要な機能を厳選したシンプル設計が特徴です。フリープランから手軽にはじめられるため、予算が限られている企業やMA初心者にも最適です。
直感的な操作性を備えており、専門知識がなくてもリード情報の一元管理や顧客の行動履歴の可視化がスムーズに行えます。また、複雑なシナリオやスコアリング設定が不要な「テンプレート」を標準搭載。導入後すぐに購買意欲の高いリードを見つけ出し、営業活動や商談獲得に活用できます。
さらに、専任担当による伴走支援や動画コンテンツ、定期開催の勉強会など、導入後のサポート体制も万全です。「使いやすさ」と「手厚いサポート」で、はじめてのMA運用を支援します。
【施策と効果】MAツールを活用したメール配信
ここでは、実際にBowNowを活用してメール配信施策で成果を上げた事例を紹介します。
メール配信施策で年間目標223%達成!1回のメールで800万円の売上を生んだMAツール活用術|人材サービス・100名規模企業様
| 業種 | 求人メディアによる採用支援・人材紹介など(従業員100名規模) |
| 導入商材 | BowNowプレミアム、MAコンサルビジネス |
| 主な成果 |
|
人材サービスを行う企業様では、営業活動の属人化により、アポは取れても受注につながらず、アプローチのタイミングが営業担当者の感覚に依存しているという課題を抱えていました。
そこで、BowNowとMAコンサルティングサービスを導入し、「売れるタイミングの顧客にだけ営業する」という考え方に変え、マーケティングと営業を連携させた仕組みを構築しました。
具体的には、ターゲットを採用時期ごとに分けてアプローチを設計。新卒採用企業には、採用活動が本格化する前のタイミングを狙い、検討促進メールを集中配信することで、比較検討の初期段階に入り込むことを意識しました。一方、シニア・中途採用企業向けには、検討が高まりやすい時期には検討促進メール、それ以外の時期にはお役立ち情報などの関係構築メールを使い分け、適切なタイミングで接点を持ち続ける運用を行いました。
また、メールをクリックした企業のリストをリアルタイムで営業に共有。顧客状況を前提としたトークスクリプトも整備することで、属人的な営業スタイルからの脱却を図りました。
その結果、1回の配信で約800万円の売上を計上し、年間受注件数は26件から42件へ増加。マーケティング施策による年間受注売上は目標比223%を達成しました。「誰に・いつ・どう営業するか」を仕組み化したことで、再現性のある売上創出を実現しました。
【参考記事】メール配信施策で年間目標223%達成!1回のメールで800万円の売上を生んだMAツール活用術|人材サービス・100名規模企業様
【成功事例】メール配信システムからMAツールへの乗り換え
メール配信システムを利用していたものの、効果に限界を感じてMAツールへ切り替えるケースも増えています。ここでは、メール配信システムからBowNowへ乗り換えて成果を上げた事例をご紹介します。
「そういうことってあるんだ!」BowNowを通して、予想外の繋がりが増えていく。コツコツ定期配信で、メルマガによる受注も獲得!|株式会社タイメック様
| 業種 | 病院介護施設に特化した洗面(ポリエステル人工大理石製)カウンターの設計開発/製造/販売 |
| 導入商材 | BowNowスタンダードプラン |
| 主な成果 |
|
株式会社タイメック様は、病院・介護施設向け洗面カウンターの設計・製造・販売を行う建材事業部の営業部門にて、BowNowを導入されました。
導入前は、他社のメール配信システムを使ってメルマガ配信を行っていたものの、確認できるのは開封率のみで、配信後にどのような反応があったのか把握できず、効果を実感しにくい状態が続いていました。自社の強みや魅力も十分に伝えきれず、問い合わせなどのコンバージョンにつながったケースはほぼない状態でした。
BowNowへ切り替えた後は、月2回・水曜日の定期配信を実施。メール内のリンクをクリックしたリードをBowNow上で抽出し、金曜日または翌月曜日にアポイントの連絡を行う流れを構築しました。
さらに、以前より画像を多く掲載するようにしたことで、既存顧客から「おもしろいことをやっているね」と声をかけられる機会も増えたといいます。
実際に、新年の挨拶メールをきっかけに問い合わせを獲得したほか、メルマガを読んだ方から「保育園関係の設計士を紹介したい」と新たな顧客を紹介されるケースもありました。加えて、新規リードへのメルマガ配信を2〜3回続けた段階で見積もり依頼につながり、そのまま受注に至った事例も生まれています。
「まず1年続けてみることが大切」と語るご担当者様の言葉通り、コツコツとした定期配信の積み重ねが、予想外のつながりと確かな受注を生み出しています。
【参考記事】「そういうことってあるんだ!」BowNowを通して、予想外の繋がりが増えていく。コツコツ定期配信で、メルマガによる受注も獲得!|株式会社タイメック様
まとめ
本記事では、MAツールとメール配信システムとの違いについて、様々な視点から解説しました。
両者の最大の違いは「目的の範囲」にあります。メールマーケティングのみを効率化したい場合は「メール配信システム」、マーケティング全体を自動化・効率化して、リードの育成から営業連携まで一貫して管理したい場合は「MAツール」が適しています。
リードの母数が少ない場合や、リソースを割けない場合は、まずメール配信システムの導入からはじめ、徐々にステップアップしていくと良いでしょう。ただ今後マーケティング活動を発展させていくのであれば、スモールスタートで始められるMAツールも登場していますので、最初からお試しでMAツールを利用してみるのも一つの手です。
手厚いサポート体制や、コンサルティングなどのサービスが整備されているものも多いので、まずは気軽に問い合わせてみることをおすすめします。
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この資料でこんなことがわかります!・マーケティングオートメーション(MA)とは ・MAが必要とされる3大理由 ・MAの導入で得られる4つの効果
監修者
クラウドサーカス株式会社 石本祥子

新卒でコンサルティング会社に営業職として入社。3年で営業所長代理を経験後、ベンチャー企業を経て、クラウドサーカス社にマーケティング職として入社。
営業とマーケティング、いずれの経験もあることを活かし、クラウドサーカス社が提供しているMAツール『BowNow』において、マーケティングと営業に関するメディアの監修を含む、Webマーケティングの全域を担当している。









